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ナポリ王宮の観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

ナポリ王宮
Palazzo Reale di Napoli

2017/05/05 更新

基本情報

住所

Piazza del Plebiscito, 1, 80132 Napoli, Italy
メトロ1号線トレド(Toledo)駅から徒歩8分

料金

一般は€4

営業時間

9:00-20:00(入場は19:00まで)

休業日

水曜、1/1、5/1、9/19、12/25

HP

データガイド
アクセス・入場
データガイド

概要

ナポリ屈指の観光名所


ナポリを代表する観光スポットといえば、ブルボン家の王宮である。ブルボン家はナポリ王や両シチリア王として政治的手腕をふるった王家。
ドメニコ・フォンターナを建築家に招き、17世紀初頭から工事が始まった。
完成後はブルボン家出身のカルロス7世が暮らしていた居城だが、18世紀に半ばの大火災で大幅な補修が必要となった。
続いて第二次世界大戦でも爆撃の甚大な被害を受けてしまう。
幾度の修復を繰り返しながら王宮は現在の姿に至り、建築当時の面影を残すのは中庭だけとなっている。

アールデコ調の王宮内に足を踏み入れると、目の前には大理石の見事な階段が広がっている。
雪のように真っ白な大理石で作られた階段は、まさに王族が使うにふさわしい華やかな造形だ。

階段を上がった2階は王宮歴史的住居博物館となっており、技術を凝らした陶器や織物、絵画などが展示されており、見ごたえ十分。

王宮には隣接して、サン・カルロ劇場、ナポリ国立図書館、ナポリの官公庁庁舎などが立ち並んでいる。
富と権力の象徴である王宮エリアは、ナポリに来たならばじっくりと堪能したいところだ。

見どころ

①中世ナポリの王が座した場所


玉座の間は、その名のとおり歴代の王たちが座していた玉座がある場所。宮殿内に玉座が設置されたのは、1850年頃とされている。

王が君臨する場所とあって、家具や壁、天井など内装には贅沢の限りを尽くしている。
幾何学模様の大理石の床に、赤やゴールドをふんだんに使った壁。
天井一面に描かれたレリーフも見事。
中世の映画の世界に迷い込んだような、現実場慣れした光景が広がっている空間だ。
王家の人々の肖像画に見守られながら、一国の主となった気分で過ごせることだろう。

②当時の栄華を象徴するコレクションたち


王宮のいたる場所に、ナポリ繁栄の時代を体現したコレクションが多数展示されている。
芸術家たちが意匠を凝らして作り上げたフレスコ画、調像、絵画の数々は一見の価値あり。
まばゆい金色に輝く調度品は、当時の華麗なる暮らしぶりを想像させてくれる。

数世紀もの時が経ちながら、王宮内におさめられたコレクションの保存状態は非常に良好である。
まるで昨日まで王族たちが住んでいたかのような空間は、じっくり時間をかけて見学しておきたい。

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    アクセス・入場

    ナポリ王宮へのアクセス

    王宮へのアクセス方法はメトロかバスを使う。

    電車でのアクセス

    ナポリ中央駅(Stazione di Napoli Centrale)からメトロ1号線ガリバルディ(Garibaldi)駅に乗車し、トレド(Toledo)駅で下車、徒歩8分。
    所要時間:25分

    バスのアクセス

    ナポリ中央駅(Stazione di Napoli Centrale)・バスR2番、サンカルロ(San Carlo)で下車、徒歩2分

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