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ウフィツィ美術館の観光情報(作品・料金・行き方・営業時間)

ウフィツィ美術館
Galleria degli Uffizi

2023/11/10 更新

基本情報

住所

Piazzaledegli Uffizi, 50122 Firenze, Italy

SMN(Firenze Santa Maria Novella)駅から徒歩15分
ドゥオーモから徒歩10分弱
ATAF GALLERIA DEGLI UFFIZI停留所から徒歩2分

料金

一般は€8
特別展示は€12.5
12歳未満は無料(要保護者同伴)
毎月第一日曜は全員無料

フィレンツェカード、Amici degli UFFIZI(アミーチ デリ ウフィッツィ)カード使用可

営業時間

火曜-日曜は8:15-18:50

休業日

月曜、1/1、5/1、12/25

HP

http://www.uffizi.firenze.it/
英語、イタリア語

データガイド
アクセス・入場
データガイド

概要

特徴

ウフィツィ美術館はルネサンス絵画の宝庫とも呼ばれるイタリア最大の美術館だ。ルネッサンスの偉大な芸術家たちの作品を含むメディチコレクションが充実しており、世界中から年間100万人を超える観光客が訪れる。その人気ぶりから、日本でも定期的にウフィツィ美術館展が開催されている。

観光シーズンは予約が必須。また、毎週月曜日は休館日だが、毎月第一日曜は無料で入場できるため非常に混雑する(予約不可)。冬期等オフシーズンの平日朝やランチタイムには比較的空いており、予約なしでもスムーズに入場できる場合もある。2500点にも及ぶ展示品を鑑賞する為にはかなりの時間を要するので、余裕を持って訪れたい。また、2014年より、館内での写真・ビデオ撮影可(フラッシュ禁止)となっている。

➡ 入場券事前購入はこちら

歴史

ウフィツィ美術館の歴史は、1560年に遡る。初代トスカーナ大公コジモ1世が、フィレンツェの行政機関を一カ所にまとめた事務所を建設。やがてその建物の3階部分にメディチ家が所蔵する美術品が展示されるようになり、1591年頃に一般に公開された。これが、ウフィツィ美術館の始まりである。ウフィツィ(Uffizi)は、イタリア語で事務所(Office)を意味する。また、メディチ家が衰退し、最後の相続人となったアンナ・マリア・ルイーザは、メディチ家の全ての美術品をウフィツィ美術館に寄贈した。

チェック

①所蔵品


ルネッサンスの巨匠の作品が並ぶ

ウフィツィ美術館には、ルネッサンスの巨匠と呼ばれる偉大な芸術家たちの傑作の数々が展示されている。とくに代表的なものは以下である。

■レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519、イタリア)
・「受胎告知」、「東方三博士の礼拝(未完)」

■サンドロ・ボッティチェッリ(1445-1510、イタリア)
・「ヴィーナスの誕生」、「春(プリマヴェーラ)」、「東方三博士の礼拝」他

■ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564、イタリア)
・「聖家族」

■ラファエロ・サンティ(1483-1520、イタリア)
・「ひわの聖母」、「自画像」

■ティツィアーノ・ヴェチェッリオ(1488 or 1490-1576、イタリア)
・「ウルビーノのヴイーナス」

その他にも、フィリッポ・リッピ、ドメニコ・ギルランダイオ、レンブラント・ハルメンス・ファン・レイン、ルーカス・クラナッハ、ピーテル・パウル・ルーベンス等の世界中に著名な芸術家の作品を鑑賞できる。コレクションが膨大なので、事前にパンフレットなどで展示室の場所などを確認しておくとスムーズに鑑賞できる。

②カフェテラス


美術館を彩る45の展示室と、ドゥオーモを眺める

コの字型の建物内には45の展示室がある。入り口は3カ所あり、1番は予約済の入場者、2番は予約がない入場者、3番は予約チケット受取窓口となっているので注意。上階のカフェテラスからは、ヴェッキオ宮やドゥオーモを眺めながら休憩することができ、撮影スポットとしてもお勧めだ。

また、ウフィツィ美術館には、ルネッサンスの重要な絵画のほかに、彫刻や宗教画、天井を彩るモザイク画などたくさんの見どころがある。写真は、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571-1610/イタリア)作、「メドゥーサの頭部」。

③ヴァザーリの回廊


コジモ1世が通勤のために作らせた回廊

ヴァザーリの回廊と呼ばれる、ヴェッキオ橋の2階部分に作られた長さ1キロにも及ぶ回廊は、コジモ1世やメディチ家の人々が住居(ピッティ宮殿)から事務所(現在のウフィツィ美術館)へ通うための通路であった。ここには700点もの絵画が展示され、中でも肖像画コレクションが有名だ。

ヴァザーリの回廊を観覧するには、現地ツアー(€80-€90)に参加する必要があるので注意したい。ただし、不定期に行われる一般公開の期間には、特別展示の入場料(€11)だけで美術館と併せて観覧できる(要予約)。

④ミュージアムショップ


ユーモア溢れるお土産を探そう

ウフィツィ美術館のミュージアムショップでは、各種言語のガイドブックやポストカード、ノート等の定番グッズを始め、「ミロのヴィーナス」を着せ替えできるマグネットやスマートフォンケース、トートバッグ等あらゆるアイテムが揃う。お土産探しにぴったりだ。

編集部一押しの観光プラン

観光地巡回バスでウフィツィ美術館に楽々アクセス

  • 乗り降り自由!フィレンツェ"Hop-on Hop-off"観光バスチケット

    フィレンツェの観光名所近く、25カ所の停留所で乗り降り自由なオープントップバスは、もちろんウフィツィ美術館へのアクセスも良好。見晴らしの良い2階席で美しい街並みを見学しながら向かおう。日本語音声ガイドも非常に便利。

    ➡ 詳細はこちら

  • ➡ その他のフィレンツェ現地ツアーはこちら

    ➡ 入場券事前購入はこちら

    フィレンツェ旅行者の必読記事

    (Photo by Birte Fritsch alessandra elle Darold Massaro Steven Depolo)

    アクセス・入場

    ウフィツィ美術館へのアクセス


    ウフィツィ美術館はターミナル駅であるSMN駅から約1.2キロ。ドゥオーモからは南に向かって約500メートルである。徒歩圏だが、歩くのが厳しい場合はタクシーを使うと良い(予算は€20-€25)。市内バス(ATAF)はC1番DIAZ方面に乗車し、GALLERIA DEGLI UFFIZI停留所で下車しよう。

    また、ローマから向かう場合はユーロスターの予約がお勧めだ(予算は€36-€45)。

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