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サルタン・モスクの観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

サルタン・モスク
sultanmosque

2017/05/05 更新

基本情報

住所

3 Muscat Street, Singapore 198833

DT、EW線 ブギス(Bugis)駅から徒歩約10分

料金

入場無料

営業時間

9:00-12:00、14:00-16:00
金曜は14:30-16:00のみ

休業日

年中無休

HP

データガイド
アクセス・入場
データガイド

概要

イスラム文化の中心地、商人たちを支えてきた歴史を体感


モスクは、シンガポールを領有していたジョホール王国のサルタン(王)であるサルタン・フセイン・シャーが、イギリスの東インド会社から寄贈を受けて建設したのが始まりで、シンガポールでは最大にして最古のイスラム教寺院である。

シンガポールは、以前はジョホール王国(現マレーシアのイスカンダル州)の領地であったが、サルタン・フセイン・シャーがイギリスのラッフルズに譲渡した。譲り受けたラッフルズは、サルタン・フセイン・シャーに敬意を払い、カンポングラム地区をサルタン領として、イスタナ(王宮)とモスクを中心にイスラム街を建設したのだ。

現在のモスクは100周年記念にデニスサントリーによってリノベーションされ、1932年に完成したもの。また、このリノベーションの費用のうち3分の2は寄付で賄われた。

今でも1日5回の礼拝時にはイスラム教徒が多く訪れて礼拝をささげている。訪れる際には肌を露出しない服装であることが必要となる。寺院のためマナーを守って訪問しよう。

見どころ

①多くの民族でにぎわうストリートは異国情緒たっぷり。


シンガポールでは、サルタンモスクのあるアラブストリートは「カンボングラム」と呼ばれている。

シンガポールを開発し、整備したラッフルズ卿が都市開発や整備をした際、このエリアを信仰深いイスラム教徒の居住区としたことがカンボングラムの始まりだ。サルタンモスクを中心に、アラブ系移民たちが商業で発展させ、徐々に様々な民族も流入し、アラブ系以外の多様なムスリムが集まる街が形成されていった。

カンボングラムの周辺にはトルコ料理や、インド料理、ペルシア料理、マレー料理のお店がたくさんある。また、断食明けや断食前のハリラヤの時期はマーケットが開かれ、そこで現地の料理を楽しむことができるので、時期が合えば是非行ってみたい。

②映画のような世界での厳粛な礼拝


サルタンモスクの礼拝堂は最大収容人数が数千人という大規模な礼拝堂がある。ムスリムではない場合、観光客として10:00-12:00、14:00-16:00の時間で、特別な工事やイベントなどが無い場合に限りモスクの中を見学できる。モスクの中は神聖なエリアなので肌の露出のある服では入ることができない。モスクで服やベールを観光客に貸してくれるサービスもあるが、あらかじめ準備していくと良いだろう。

モスクの大きな礼拝所は男性用と女性用に分かれているが、このうち2階の男性用を見学することになる。礼拝所の中にはムスリムでない場合入ることはできないが、周囲をとり囲む廊下から礼拝所の中を見ることができる。周囲の電球や壁の装飾を見たり、イスラム式カリグラフ(書道)を探したりするのも有意義だ。また、モスクはムスリムにとって礼拝だけではなく、談笑などをする社交の場でもあるため、周囲の信者の様子も見てみると良いかもしれない。

礼拝中は静かに見学することが大切なマナーである。寺院の様式が醸し出す厳粛な雰囲気を感じてみよう。

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    アクセス・入場

    サルタン・モスクへのアクセス

    DT、EW線 ブギス(Bugis)駅から徒歩約10分

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