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明の十三陵の観光情報(料金・行き方・営業時間)

明の十三陵 (ミンノジュウサンリョウ)
明十三陵 (ミンスーサンリン)

2017/05/15 更新

基本情報

住所

中国北京市昌平県十三陵特区

料金

・長陵・定陵入場券、昼食込み
一般135元 
学生70元

・長陵入場券
一般50元 
学生27元 

・定陵入場券
一般65元 
学生35元 

・神道入場券
一般35元 
学生20元

営業時間

8:00-17:00(11/1-4/30は、8:00-16:30)

休業日

年中無休

HP

-

データガイド
アクセス・入場
データガイド

概要

最大規模の皇帝陵墓群


北京市の北北西、市内中心部から約50キロメートルに位置する、八達嶺に連なる天寿山の南の麓にある、明の十三陵。
三方を山に囲まれ、現存する皇帝陵墓群では最大規模のものだ。
明の時代の第3代皇帝永楽帝から第7代皇帝を除き、第16代皇帝までの十三人の皇帝とその皇后が眠る。
現在公開されているのは、第3代皇帝の永楽帝の陵墓である長陵、第14代皇帝の万暦帝の陵墓の定陵の二つのみだが、十三の陵墓の大きさやその建築方法から、それぞれの皇帝の背景や暮らしぶりが見えてくる。

正門の大紅門を入ると、長陵まで7キロに及んで続く長い参道がある。
参道の両側には、皇帝の死後も、「すべては皇帝が支配する」、との意味が込められた、馬、ラクダ、象などの24の石獣と武官や文官などの像が並んでおり、この参道は神道と呼ばれている。
現地オプショナルツアーでは、八達嶺(バダリン)長城と組み合わせたツアーが一般的で、参加者も多い。

見どころ

①長陵


7キロメートルにもおよぶ参道のつきあたりに位置するのが、十三陵の中で、最大規模の墓陵、長陵。
建築されてから600年以上が経つが、きれいに維持されている。

1402年から1424年に在位し、明の時代の全盛期を作り上げたといわれる、第3代皇帝永楽帝の墓陵だ。 
首都を南京から現在の北京へ移し、故宮こと紫禁城を建設した皇帝で、この長陵も約4年の歳月をかけて自ら築いた。 
敷地面積10ヘクタールという広大な敷地の中央にある陵恩殿の建築方法は、紫禁城の太和殿とよく似ており、大柱には香りを発する珍しい木材を使用している。 
殿内にそびえる高さ約13メートルの大柱は、いずれも直径1メートルを超える逸品である。
陵恩殿の裏手には長陵が眠る地下宮殿があるが、発掘はされていない。

②定陵


長陵に次ぐ規模の定陵は、十三陵の中で唯一の発掘された陵墓だ。
若干10歳で皇帝となった、第14代皇帝の万暦帝と二人の皇后が眠る。
明の時代後期にあたる、1572年から1620年にわたって在位し、6年の歳月と銀800万両をかけて墓陵を完成させた。

地下宮殿は深さ約20メートル、地下9階にも及ぶ深さがあり、宮殿内部は五つの部屋に仕切られている。
后殿には、皇帝と皇后の棺が安置され、竜と鳳凰の飾りが付いた玉座、多くの服飾品が発見されており、その周りには訪れた人々から賽銭として紙幣が投げ込まれている。
墓陵には大理石が使われており、その壮大さと出土した服飾品の豪華さが国の財政を逼迫させたとも言われている。

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    アクセス・入場

    明の十三陵へのアクセス

    メトロ2号線積水潭(ジンスイタン)駅下車すぐの徳勝門(デシェンメン)から長陵行きのバス872路で約1時間で片道10元。

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