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ケアンズの名物料理5選!お勧めグルメ旅

2017/10/10 更新

ケアンズはオーストラリア北東部に位置し、ヨーク岬の付け根付近の港町である。珊瑚で有名でグレートバリアリーフ、クイーンズランドの温潤熱帯地域と言った海陸両方で世界遺産を備えている。肉も魚も豊富にとることができ幅広い料理を取り扱っている。年中暖かく、アウトドアで開放的な食事をすると言ったスタイルがケアンズでは好まれている。レストランに至ってもカジュアル志向が強くドレスコードがあるところが珍しい。

石焼ステーキ(Porcelain Steak)

  • ケアンズだけの郷土料理と言うのを挙げるのは難しいが、石焼ステーキはケアンズ名物と言ってもいいかもしれない。ステーキはオーストラリアならどこでも見るイメージだが石焼ステーキはケアンズ以外ではあまり見かけられない。大きい肉の塊が載っていて切り分けて食べるのが一般的なスタイルである。肉との付け合せで、ポテト、温野菜、サラダなどが添えられる。ケアンズの肉を扱っているレストランでは定番メニューにしているところは少なくない。

  • バラマンディ(Barramundi)

  • バラマンディはアボリジニの言葉で「大きなウロコ」を意味する。スズキ目・アカメ科に属する大きい魚料理で古代魚のような姿をしている白身魚である。シンプルに焼くだけという店も少なくなく、凝った味付けをすることはあまりない。同じオーストラリアでもケアンズ以外ではあまり見ることのない料理である。ケアンズのシーフードレストランではお目にかかることが多く、「バラ」と短縮して呼ばれることもある。食べるだけでなく釣りに挑戦しても面白いかもしれない。

  • シーフードプラッター(Seafood Platter)

  • オーストラリアは肉中心で食べられていると考えられがちだが、ケアンズを始めとしてオーストラリアの大都市は海に面している所が多く、シーフード料理も堪能できる。特に魚介類好きにたまらないのがシーフードプラッターである。店によって盛られている食材が違うが、主だったものとして挙げられるのが牡蠣、エビ、バラマンディ、イカフライなどバラエティに富んでいる。特にケアンズはブラックタイガーの国内最大生産地であるためエビは全店で入っていると考えてもよい。ケアンズでは外せない一品である。

  • アンガス牛(Angus Cow)

  • アンガス牛はオーストラリアで広く食べられている牛の品種。原産国はスコットランドだ。ブラジルのシュラスコ、アルゼンチンのアサードの様に、大きな肉の塊を串刺しにし焼かれた料理や、ステーキとして食される。アンガス牛を1キロ太らせるのに8キロの飼料が必要と言われているほどで、大事に育てられている。ケアンズではボリュームのあるアンガス牛を比較的安価で食す事ができる。ケアンズでアンガス牛を扱っている店は大体の店で量と部位(脂身の多い外側の部分か中の赤身の部分)を選ぶ事もできる。

  • マッドクラブ(Mud Crab)

  • 西太平洋、南シナ海からインド洋のオーストラリア、東南アジアに生息するカニ。ケアンズやゴールドコースでよく捕る事ができるため、マッドクラブを捕りに行くツアーも存在する。船でマッドクラブを捕りに行き、そのまま船上で茹で食べるというのは今人気を集めているツアーの一つである。もちろん船に乗らなくてもレストランで食べる事ができる。カニと言ったら高級食材のように思われがちだがケアンズでは比較的安価に食べる事ができるのでチャレンジしてみよう。

  • (Photo by SoAndrew Hyde Fiona Henderson Soon Jason James Philby)