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フィラデルフィア旅行のおすすめ観光スポット5選!

2017/10/10 更新

アメリカのペンシルベニア州最大の都市であるフィラデルフィアは、アメリカだけでなく北米有数の世界都市として、ニューヨークと並んでアメリカ国内の経済において重要な役割を担っている都市のひとつである。ペンシルベニア大学を中心に、学術都市としての側面も持っている。アメリカ独立にまつわる観光名所を数多く抱えており、観光客も多い。フィラデルフィアはアメリカでも治安が悪いとされているが、中心部に関しては治安の心配は少ない。

独立記念館

  • 世界遺産にも登録されているこの独立記念館は、フィラデルフィアのみならず、アメリカ国民にとって大変重要な場所のひとつとなっている。1776年の独立宣言の際には、独立13州の代表者がこの建物に集まり、フィラデルフィア市民の前で独立宣言を行った。1787年にはこの場所でアメリカ合衆国憲法が制定され、フィラデルフィアが首都の間は国会議事堂として利用されることとなった。現在でも、その重みにあふれるフォルムはアメリカ国内の最も重要な場所となり続けている。

  • 自由の鐘

  • フィラデルフィアにおいて独立記念館と同等の重要な意味合いを持っている自由の鐘は、アメリカの独立前後からの歴史上において、アメリカ独立やアメリカ独立戦争を想起させるモチーフであり、独立、奴隷制の廃止、アメリカでの自由のシンボルとして、市民のみならずアメリカ国民にとって最も重要なシンボルのひとつとなっている。アメリカ独立宣言の際にこの鐘を鳴らしたことで、フィラデルフィアの市民は宣言を聞きに集結したと言われている。

  • シチズンズ バンク パーク

  • メジャーリーグ、フィラデルフィア・フィリーズの本拠地であるこの球場は、フィラデルフィアに棲む野球ファンにとっては大変重要な場所となっている。ファンの要望があり、アメフトと兼用であった前本拠地から野球専用の球場に移転した。フィリーズの選手がホームランを打つと、リバティ・ベルと呼ばれる鐘が球場に鳴り響いたり、内野席からはフィラデルフィアのダウンタウンを望むことができたりとアトラクションも充実している。

  • ナショナル・ミュージアム・オブ・アメリカン・ジューイッシュ・ヒストリー

  • ユダヤ人の歴史と文化を学ぶことができるこの博物館は、1階部分の見学だけであれば無料となっていることから、誰でも手軽に入ることが可能となっている。アインシュタインやスピルバーグなど、ユダヤ系の歴史的な著名人の紹介など、比較的取っつきやすい内容から、ユダヤ人がアメリカにもたらしてきたことについて濃密に学習することのできる場所まで、様々な展示を通してより深く学ぶことができるという部分が大きな特徴である。

  • フィラデルフィア美術館

  • アメリカ有数の規模を誇っているフィラデルフィア美術館は、その所蔵数や規模などにおいて、世界でも屈指のものを誇っている場所となっている。所蔵している作品はおよそ30万点にも及んでおり、古代の美術品から現代のコンテンポラリー・アートまで、幅広い作品が展示されていることが特徴だ。特に、マルセル・デュシャンの作品群はこの美術館における最重要作品のひとつであり、一目見るために世界中から観光客が訪れる場所にもなっている。

  • (Photo by Peter Bond Dave Newman)