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【アメリカ】ニューヨークの治安・危険情報、犯罪の手口や、危険エリア

【アメリカ】ニューヨークの治安・危険情報

2018/03/09 更新

データガイド
データガイド

年中世界中からたくさんの旅行者が訪れる大都市ニューヨーク。そこには世界中から最先端のグルメ、ショッピング、エンターテイメントが集まり、誰もが一度は観光してみたい魅惑のエリアだ。しかし、裏を返せば、観光客を狙った犯罪も起きている。ここ数年で、かつて危険と言われていたダウンタウンやサウス・ブロンクスなどの治安はかなり改善されニューヨーク全体の治安も向上しているが、犯罪が根強く残っている地域もあり、油断は禁物だ。楽しく安全にニューヨークを観光するためにも、事前に犯罪の手口と対応策を把握しておこう。また、最新のニューヨークの情勢については外務省のホームページ等を参照にしてほしい。

■外務省 海外安全ホームページ(アメリカ)

ニューヨークの犯罪データ

世界治安ランキング101位(162ヶ国中)

殺人は4件(人口10万人あたり)
強盗は228件(人口10万人あたり)
(2014年度 FBIの犯罪レポートによる)

ニューヨークの犯罪と危険

トルコ人はとても話術に長けている。そのため、観光客に親しげに話しかけ言葉巧みに詐欺やぼったくりなどをはたらく。特に、女性は強姦などの凶悪な犯罪に巻き込まれる事例も多数報告されている。ここで手口と対策を事前にきちんと把握しておこう。


  • ぼったくりタクシー

    ■手口
    白タクと呼ばれる悪質なぼったくりタクシー次項でも紹介するが、特にジョン・F・ケネディ国際空港(JFK空港)で特に多発している。空港到着後のターミナル(特に、日本からのデルタ、アメリカンエアラインの到着エリア)で観光客に声をかけ、法外な運賃料金を請求するというもの。通常の倍以上の料金を請求され、払うまで荷物を返してくれない。

    ■対策
    空港内での客引きは基本的に違法。なので、空港内で声をかけられた場合は決して話に乗らず無視をすること。JFK空港には、所定のタクシー乗り場があるので、そこからイエローキャブ(黄色いタクシー)を利用しよう。

  • 窃盗

    ■手口
    特に地下鉄や人気の少ない夜道などで多く報告されている。

    ■対策
    地下鉄では、できるだけ乗客の多い車両に乗ることを心がけよう。また、夜間にひとりで人気の少ない通りを彷徨くのは避けよう。

  • 薬物中毒者

    ■手口
    日本とは異なり、ニューヨークには薬物中毒者が多い。そんな状況の中、薬物中毒者による観光客を狙った強盗や殺傷などの犯罪もしばしば起こっている。

    ■対策
    薬物毒者は教会の近くや公園内、地下鉄などに多い。少しでも異変を感じたら、決して目を合わせず、その場から離れよう。

  • ニューヨークで犯罪が発生しやすい場所

  • ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK空港)

    ニューヨークの空の玄関であるジョン・F・ケネディ国際空港。前項でも紹介したが、白タクと呼ばれる悪質なぼったくりタクシーによる被害が多数報告されている。空港到着後のターミナル(特に、日本からのデルタ、アメリカンエアラインの到着エリア)で勧誘しているので注意が必要。きちんと前項の対策を把握して、被害に遭わないようにしよう。
  • ブラウンズビル

    ニューヨークの「殺人首都」と呼ばれるほど治安が悪く大変危険なエリア。ブルックリンの中央に位置するため旅行者が最も注意しなければならない地域だ。低所得層が多く、麻薬の密売などの問題が根強く残り、強盗、発砲などの凶悪犯罪も絶えない。事前にエリアの位置を把握し、決して足を踏み入れないようにしよう。
  • ハンツ・ポイント地区

    現在では、かなり治安は改善されかつてのイメージは払拭されつつあるサウス・ブロンクスだが、その中でもこのハンツ・ポイント地区では、未だに売春や麻薬の密売が根強く残っている。気軽に近づかないようにしよう。

  • 海外旅行保険には入るべき?

    海外旅行保険には傷害治療費用や賠償責任など様々な補償がついているが、必要以上の補償や保険金が設定されているケースが多々ある。そこでHowTravel編集部では、どのような補償が実際に使われ、どのくらいの保険金が支払われたかを調査し、各社の海外旅行保険を比較し、保険選びのポイントをまとめた。

    特に、ツアーやホテルのネット予約時に勧められた保険や、空港のカウンターで保険に申込んでいる人は、割高な保険に加入している可能性が高い。以下の記事内では無料の海外旅行保険も紹介しているので、是非ご一読頂きたい。

    ➡ 海外旅行保険選びのポイント記事はこちら

    もしもニューヨークで犯罪あってしまったら

    細心の注意を払いながら観光することでほとんどの犯罪からは逃れられるが、不幸にも犯罪にあってしまった場合は、被害を最小にとどめるためにも迅速な行動が必要だ。



    盗難の場合

    貴重品等を盗まれた場合は、すぐ警察に被害届けを出そう。ニューヨークでは日本と同様に区ごとに警察署が配置されているので、近い警察署に行くといいだろう。



    NY City Police Department
    ■住所:1 Police Plaza Path, New York, NY 10007
    ■電話番号:+1 646-610-5000



    パスポートが盗まれた場合

    まずは警察に出向いて盗難を報告し、パスポートが盗まれたという証明書(ポリスレポート)を発行してもらおう。その証明書を持って最寄りの日本大使館に行き、旅券の失効手続きに入る。また、手続きをスムーズに行うためにも、予めパスポートの番号を控えておくと良いだろう。



    在ニューヨーク日本国総領事館(Consulate General of Japan in New York)
    ■住所:299 Park Ave, New York, NY 10171
    ■電話番号:+1 212-371-8222

    暴行の場合

    警察に行き、暴行を受けた旨と検査を受けたい意志を伝えよう。また、ニューヨークには日本人向けの病院もたくさんあるので、英語が話せなくても心配する必要はない。下記の病院などに訪れるといいだろう。



    安心メディカル(Anshin Medical Health Care)
    ■住所:Bar Building, 36 W 44th St #401, New York, NY 10036
    ■電話番号:+1 212-730-9010

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