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アトランタの名物料理5選!お勧めグルメ旅

2017/10/10 更新

アトランタはアメリカ南部の中心都市であり、デルタ航空、コカコーラ、CNNなどの企業の本社がある。観光スポットとしてはジョージア水族館、コカコーラの博物館を訪れることができる。名物グルメといえば、アフリカ系アメリカ人が生み出したソウルフードと呼ばれる伝統料理がある。家庭で食べられていた大衆料理なので、安くてボリュームがあり、揚げ物が多いため高カロリーのものが多いので、訪れる際には食べ過ぎに要注意だ。

フライドチキン(Fried Chicken)

  • アメリカでのフライドチキンの始まりはアメリカ南部でアフリカ系アメリカ人が奴隷として働いていた時代に遡る。この時代にアフリカ系アメリカ人が生み出した料理がソフルフードと呼ばれ、フライドチキンもそのソウルフードの一種である。ソウルフードは手に入りやすい食材で作られるため安く、また揚げることが多いのでボリュームとカロリーが多いが、その時代の肉体労働者には最適の料理であった。昔は南部の黒人の食べ物として敬遠されてきたが、ケンタッキーなどのファーストチェーン店が生まれたことによって今では全世界で食されている。

  • ナマズの唐揚げ(Fried Catfish)

  • Catfishとは日本語で「ナマズ」の意味で、ソフルフードの一種である。ナマズと聞くと川や湖に生息していて、泥臭そうなイメージがあり少し敬遠してしまうが、きちんと下ごしらえをすれば独特の臭みはなくなり、白身がふわふわしていて美味しい。アメリカで揚げ物をする際によく使われるとうもろこしを乾燥させて挽いた粉、コーンミール粉をまぶしてから揚げられる。また食べる際には、レモンを少し絞ると、より美味しくいただけるだろう。

  • コーンブレッド(Corn Bread)

  • コーンブレッドとは、その名の通り、トウモロコシの粉で作られたアメリカ南部地方でよく食べられているパンのことである。主食として食べられているので、何かを注文すれば必ずと言っていいほど一緒についてくる。レシピはレストランや家庭によって様々だが、基本的に甘みは少なく、トウモロコシの香ばしさが際立つ。主食として食べられているので、おかずのお供としてはもちろんのこと、バターやはちみつなどをかけても美味しい。

  • グリッツ(Grits)

  • グリッツとは、トウモロコシを乾燥させたものを粗く挽いてお粥のようにしたもので、これもアフリカ系アメリカンのソウルフードの一種。作り方もお粥と同じように、乾燥させて粗挽きにした粉に水、バターを入れ弱火で煮込み、水分が大体なくなったら完成。様々な食べ方があるが、基本的にはベーコンやチーズを入れたり、スクランブルエッグなどの卵料理などと一緒に食べる。そのまま何も入れずに食べることもできるが、トウモロコシの味も何もしないので、何かと一緒に食べる白米のような扱いだ。

  • フライドグリーントマト(Fried Green Tomato)

  • フライド・グリーン・トマトといえば90年代に発表された、アメリカ映画のタイトルでもあるが、今回紹介するのは映画の方ではなく食べ物の方だ。緑のトマトは、赤く完熟する前に収穫されたもので、赤いトマトと同じ品種のものである。フライドチキンなどにも使われるコーンミールをまぶして揚げた料理である。完熟前のトマトを使っているため、味は少し甘酸っぱい。外は揚げてあるためカリッとしていて、中はトマトのトロッとした食感が味わえる。

  • (Photo by chumlee10LWYang Ron Dollete Achi Raz stu_spivack Social_Stratification)