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【バンクーバーのホテル】避けるべき危険地区の解説・お勧めホテル紹介

2019/01/30 更新

世界有数の観光地であるバンクーバーだが、一つエリアが変わると危険地区などもあるため注意が必要だ。また、観光エリアから離れたホテルを予約してしまうと、帰り時間を気にしてバンクーバーの夜を楽しむことができなくなってしまう場合もある。せっかくのバンクーバー旅行、ホテル選びに失敗して台無しなんてことはないようにしたい。この記事では、ホテル選びをするうえで絶対に避けた方が良い危険エリアと、観光拠点としてお勧めのエリアについて解説する。

適当に人気のホテルを予約するでは危険!

①できれば避けたいバンクーバーの危険エリア

  • Downtown Eastside(ダウンタウン イーストサイド):East Hastings Street(イースト ヘイスティングス通り)周辺

    住みやすい都市世界一の常連で治安も安定したイメージのバンクーバーだが、銃器を使った凶悪犯罪は高止まり状態で、ギャング抗争や性犯罪も増加傾向。窃盗や車上狙いも多いので油断は禁物。

    ガスタウンにあるギャッシー ジャック像より東側は、一歩足を踏み入れるとがらりと雰囲気が変わる、地元でも悪名高い危険エリア。イースト ヘイスティングス通りには、1日平均500人以上が利用する市営の薬物注射施設Insiteがあり、周辺には薬物中毒者や泥酔者、ホームレスが大勢うろつく。異常行動をする者や通行人の持ち物を狙う者もいるので、事前に位置関係を把握しておき、昼夜を問わず絶対に近づかないこと。

    浮浪者や麻薬中毒者の中には攻撃的な者もいるので、見かけても目を合わせないのが賢明。買売春や違法薬物の取り締まり強化中だが、夜の繁華街でトラブルに巻き込まれないようにしよう。花火大会や大規模なスポーツイベント後なども注意。

  • Chinatown(チャイナタウン)周辺

    チャイナタウン周辺はとくにスリが多く、イースト ヘイスティングス通りも近いため要注意。他の観光地や繁華街も同様だが、人混みでは華美な服装は避け、最低限の現金だけ持ち歩くようにしよう。買い物中や写真撮影時、空港や公共交通機関内も狙われやすい。財布やスマホを後ろポケットに入れるのもNG。

    油断しがちな飲食店やホテル内でも置き引きに注意が必要。バッグを足元や隣の席に置く、荷物を残して席を離れる、貴重品の入った上着を椅子に掛けるなどしないこと。人前で大金を見せない、荷物を車道側に持たないなどもひったくり対策に有効。

    2016年には邦人女性殺害事件が起きたほか、2018年にも深夜のスカイトレイン駅付近で、在住邦人が銃や催涙スプレーを使った強盗被害に遭っている。昼間でも薄暗い路地裏や夜の公園、深夜の一人歩きは強盗や強姦の危険性が上がるので避けること。また、夜間はバスではなくタクシーを使おう。

  • ②観光の拠点にするのに最適なエリア

  • Robson square(ロブソンスクエア)周辺

    市内中心部にあるロブソンスクエア周辺は、スカイトレイン2路線2駅が使い分けられるうえ、ダウンタウン内の多くの見どころを徒歩で網羅することもできる宿泊エリア。ガスタウンやコールハーバー、イエールタウンやデイビービレッジも徒歩15分圏内。空港からもカナダラインで1本とアクセスが良く、各方面へのバスも利用しやすい。

    周辺にはロブソンストリートに加え、ハイブランド店や高級スーパーが並ぶアルバーニストリートもあり、買い物にも食事にも大変便利。コンビニやスーパー、ショッピングモールにデパート、カフェやローカルレストランのほか、有名ラーメン店を含む各国料理店も集まる。

    遅くまで賑やかなエリアなので、帰り道も安心。終電の時間を気にすることなく、ディナーやナイトライフを楽しむこともできる。念のため、夜間はグランビルストリートの成人向け店舗が集中するエリアは避け、別の通りを使うのが無難。


    ➡ ロブソンスクエア周辺のホテル一覧はこちら


  • ロブソンスクエア周辺のホテル① 格安: Kingston Hotel(キングストン ホテル)

    Kingston Hotel(キングストン ホテル)

    1910年築の建物を利用したアットホームなバジェットホテル、キングストンホテル。絶好の立地とリーズナブルな価格を両立した、このエリアでは貴重な存在。スカイトレインの駅はもちろん、ドラッグストアやスーパー、コンビニを含め徒歩5分圏内に何でも揃う。

    簡単なコンチネンタルブレックファーストが無料で付くのも嬉しいポイント。パブリックエリアではコーヒー紅茶サービスがあり、共用のテレビや冷蔵庫も使用可。サウナやコインランドリーも利用でき、暖炉のあるラウンジでくつろぐこともできる。隣のカジュアルなバーレストランは宿泊者割引があるので、食事の際は先にフロントでクーポンをもらっておこう。

    コンパクトながら予算重視派のベーシックなニーズに応えるクラシックな客室には、バスローブやスリッパも備える。最安値の部屋タイプにはテレビはなく、シンクはあるがバスルームはフロア毎の共用。階により男性専用と女性専用のものもあるが、気になる人は少しプラスしてバスルーム付きの客室を選ぼう。セントラルヒーティングで、扇風機はあるもののエアコンはなし。セーフティーボックスはフロントに。

    Kingston Hotel(キングストン ホテル)

    ■価格帯: 7000円-
    ■ホテルランク: 三つ星
    ■アクセス: バンクーバー国際空港から車で約25分、City Centre駅(Canada Line)から徒歩約4分、Granville駅(Expo Line)から徒歩約5分
    ■その他: レストラン有り、バー有り、バスアメニティ有り、ヘアドライヤー有り、Wi-Fiあり(無料)、送迎なし

    ■口コミ: 口コミをみる

    ■予約: Expediaで予約するBooking.comで予約する

    ロブソンスクエア周辺のホテル② 中級: L'Hermitage Hotel(エルミタージュ ホテル)

    L'Hermitage Hotel(エルミタージュ ホテル)

    2008年オープンのエルミタージュホテルは、パリ風のシックなデザインと西海岸の洗練された雰囲気が絶妙に調和した四つ星ブティックホテル。屋外温水塩水プールとジャグジー、ジムやサウナでリフレッシュし、優雅にアフタヌーンティーを楽しむのもおすすめ。無料のレンタサイクルやティーサービスもあり。

    前述のキングストンホテルのすぐ向かいに位置し、食事やショッピングは周辺だけで済ませることができる。スカイトレインやバスで市内のどこへ行くにも好アクセス。ホテルの朝食も好評だが、隣には朝食やブランチが地元で評判のカフェもあり、スーパーも同ブロックにあって大変便利。ノスタルジックなガスタウンやおしゃれなイエールタウンも散策しながら歩いて10-15分ほど。

    ナチュラルカラーに落ち着いたイエローがアクセントに使われた客室には、ネスプレッソマシンやアイロンを備え、iPodドッキングステーションやWiiもリクエスト可。イタリア産大理石のバスルームや上質なバスローブが、贅沢な気分でくつろがさせてくれる。シャワーブースと独立したバスタブ付きの客室や暖炉のある客室、バルコニーやドイツスタイルのフルキッチンに洗濯乾燥機を備えたスイートも。

    L'Hermitage Hotel(エルミタージュ ホテル)

    ■価格帯: 2万円-
    ■ホテルランク: 四つ星
    ■アクセス: バンクーバー国際空港から車で約25分、City Centre駅(Canada Line)から徒歩約4分、Granville駅(Expo Line)から徒歩約5分
    ■その他: レストラン有り、バー有り、バスアメニティ有り(L'Occitane製)、ヘアドライヤー有り、Wi-Fiあり(無料)、送迎あり(有料)

    ■口コミ: 口コミをみる

    ■予約: Expediaで予約するBooking.comで予約する

    ロブソンスクエア周辺のホテル③ 高級: Rosewood Hotel Georgia(ローズウッド ホテル ジョージア)

    Rosewood Hotel Georgia(ローズウッド ホテル ジョージア)

    ホテル ジョージアとしての開業は1927年まで遡り、往年のスターたちから英国ロイヤルファミリーまでを魅了し続けてきたこのホテルは、数えきれないほどの受賞歴を誇る豪華五つ星ホテル。2011年の全面改装を経てコンテンポラリーなデザインや設備を取り入れつつも、当時の栄華を思い起こさせる重厚感のある装飾が見事。美しいカーブを描く大理石の階段が優雅さを添えるロビーには、地元のアーティストによる芸術作品が飾られ、ホテルとともに長い歴史を歩んできた時計が今も時を刻む。

    ロブソンスクエアに面したバンクーバー美術館の真向かいで、スカイトレインの駅やショッピングモールからすぐという最高の立地にあり、徒歩圏内に何でも揃うだけでなく、路線バスやHop on Hop offも利用しやすい。高級車でのダウンタウン内無料ドロップオフ&ピックアップサービスも利用可。

    アールデコ調のデザインが魅力的な屋内海水ラッププールやラグジュアリーなスパ、開放的なガーデンテラスや1920年代のオリジナルレシピで創るカクテルが味わえるバーなど、ホテル内での楽しみも充実。日本語スタッフがいることも。

    ニュートラルカラーを基調にした、落ち着いてくつろぐことができるエレガントな客室には、上質なこだわりの家具や寝具が揃い、ネスプレッソマシンも備える。贅沢なスパ仕様のバスルームは床暖で足元から暖か。

    Rosewood Hotel Georgia(ローズウッド ホテル ジョージア)

    ■価格帯: 2万8000円-
    ■ホテルランク: 五つ星
    ■アクセス: バンクーバー国際空港から車で約25分、City Centre駅(Canada Line)から徒歩約1分、Granville駅(Expo Line)から徒歩約4分
    ■その他: レストラン有り、バー有り、バスアメニティ有り(Ancient Secrets / Beauty Through Balance製)、ヘアドライヤー有り、Wi-Fiあり(無料)、送迎あり(有料/ダウンタウン内無料)

    ■口コミ: 口コミをみる

    ■予約: Expediaで予約するBooking.comで予約する



  • コールハーバー周辺のホテル① 格安: Days Inn by Wyndham Vancouver Downtown(デイズ イン - バンクーバー ダウンタウン)

    Days Inn by Wyndham Vancouver Downtown(デイズ イン - バンクーバー ダウンタウン)

    デイズ イン - バンクーバー ダウンタウンは、旅の拠点に最適な立地にありながら、宿泊費が高めの周辺ホテルに比べてお得な価格設定が魅力の三つ星ホテル。ホテルでの時間を楽しむよりは、ロケーションの良さを最大限に活用して、観光や買い物にアクティブに動く滞在スタイルに向いている。

    最寄りのバラード駅のほか、その日の予定や行き先によってウォーターフロント駅とグランビル駅、シティセンター駅が使い分けられ、市内をフットワーク軽く動き回りたい人にはこれ以上ない立地。水上バスやクルーズ船ターミナルへも徒歩5分ほど、ロブソンストリートやガスタウンも10分圏内。ウォーターフロント駅ではグランビルストリートへの出口を利用すると、エレベータが使えるうえ、ホテルまで坂道を歩かずに済む。

    共用の電子レンジやパソコン、ランドリー設備が利用できるほか、レストランやスポーツバーも併設。シンプルにまとめられた客室には、この価格帯ながらセーフティーボックスやミニ冷蔵庫、コーヒーメーカーなどあると嬉しい備品が揃う。バスタブ付きの客室や、電子レンジ付きのスイートタイプもあり。
    Days Inn by Wyndham Vancouver Downtown(デイズ イン - バンクーバー ダウンタウン)

    ■価格帯: 1万円-
    ■ホテルランク: 三つ星
    ■アクセス: バンクーバー国際空港から車で約30分、Burrard駅(Expo Line)から徒歩約4分、Granville駅(Expo Line)から徒歩約6分、Waterfront駅(Canada Line/Expo Line/WCE/Sea bus)、City Centre駅(Canada Line)から徒歩から徒歩約7分
    ■その他: レストラン有り、バー有り、バスアメニティ有り、ヘアドライヤー有り、Wi-Fiあり(無料)、送迎なし

    ■口コミ: 口コミをみる

    ■予約: Expediaで予約するBooking.comで予約する

    コールハーバー周辺のホテル② 中級: Coast Coal Harbour Hotel by APA(コースト コール ハーバー ホテル バイ アパ)

    Coast Coal Harbour Hotel by APA(コースト コール ハーバー ホテル バイ アパ)

    2010年の開業後、アパグループの新ブランド「コーストホテルズ バイ アパ」の第一弾として2016年にリニューアルオープンしたこの四つ星ホテル。小さいながら温水プールとジェットバスのある屋上デッキやジムに加え、日本式の指圧や整体などもトリートメントに取り入れたスパを併設。

    周辺に飲食店も多く、コンビニやスーパー、バス停も徒歩数分。日本食が恋しくなったら、すぐ近くにテイクアウトができる店舗もある。ロブソンストリートやバラード駅まで6-7分で、開拓時代を彷彿とさせるレトロな街並みが広がるガスタウンまで歩いても15分ほど。スタンレーパークも徒歩圏内なので、海風を感じながら散歩がてら出かけてみるのも気持ちが良い。

    折り鶴がゲストを迎えてくれるモダンな客室には、コーヒー紅茶のほか緑茶が並び、日本語チャンネルも視聴可能。深めのバスタブとTOTOウォシュレット完備など、日本人がほっとひと息ついて、快適に過ごせるポイントが押さえられている。冷蔵庫やアイロン、スリッパも備え、歯ブラシやシェービングキットはフロントでリクエスト可。自然光がたっぷり差し込む床から天井までの大きな窓から、ノースショア山脈やスタンレーパークを臨む客室も。
    Coast Coal Harbour Hotel by APA(コースト コール ハーバー ホテル バイ アパ)

    ■価格帯: 1万6000円-
    ■ホテルランク: 四つ星
    ■アクセス: バンクーバー国際空港から車で約30分、Burrard駅(Expo Line)から徒歩約7分、Waterfront駅(Canada Line/Expo Line/WCE/Sea bus)から徒歩約11分
    ■その他: レストラン有り、バー有り、バスアメニティ有り、ヘアドライヤー有り、Wi-Fiあり(無料)、送迎あり(有料)

    ■口コミ: 口コミをみる

    ■予約: Expediaで予約するBooking.comで予約する

    コールハーバー周辺のホテル③ 高級: Fairmont Pacific Rim(フェアモント パシフィック リム)

    Fairmont Pacific Rim(フェアモント パシフィック リム)

    青い海とその向こうのノースショア山脈に、緑豊かなスタンレーパーク。息をのむような目の前の自然と調和する洗練されたデザインのフェアモント パシフィック リムは、コンベンションセンターを有するカナダプレイスやオリンピック聖火台のすぐそばに、2010年にオープンしたラグジュアリーな五つ星ホテル。

    屋上プールとジャグジー、贅沢なスパやジムなど施設も充実。毎晩ピアノの生演奏が心地よく響く、暖炉のあるロビーラウンジでは、クリエイティブなカクテルや日本人の職人が腕を振るうお寿司が評判。屋外テラスガーデン併設のレストランでは、50種を超える植物のグリーンがゲストを癒す。ダウンタウン内は専用高級車での送迎を無料でしてもらえる嬉しいサービスも利用可。立地条件を生かして、朝の光を浴びながら海沿いを散歩したり、BMWの自転車を借りてスタンレーパークを一周してみたりもおすすめ。

    37平米以上の客室にはこだわりの高級寝具やネスプレッソマシンを備え、鏡一体型のTVもある大理石のバスルームが優雅なくつろぎタイムを演出する。ルームサービスやスパの予約もできる専用iPadで、室温や照明、カーテンの開閉なども一括コントロール。日本式の深めのスパバス「Ofuro」付きの客室やバルコニーのある客室も。ハーバービューやマウンテンビューなど、全客室の約70%から素晴らしい眺望が叶う。
    Fairmont Pacific Rim(フェアモント パシフィック リム)

    ■価格帯: 3万5000円-
    ■ホテルランク: 五つ星
    ■アクセス: バンクーバー国際空港から車で約30分、Waterfront駅(Canada Line/Expo Line/WCE/Sea bus)、Burrard駅(Expo Line)から徒歩約7分
    ■その他: レストラン有り、バー有り、バスアメニティ有り(Le Labo製)、ヘアドライヤー有り、Wi-Fiあり(有料)、送迎あり(有料/ダウンタウン内無料)

    ■口コミ: 口コミをみる

    ■予約: Expediaで予約するBooking.comで予約する

    最後に

    この記事内で紹介しているホテルは、口コミ高評価の中から、立地、設備、サービス、価格などを複合的に分析したもので、当然ながら各地区で最も人気があるホテルが多い。数か月も先だとしても予約でいっぱいということもあるので、旅行を予定している日付で空室があればとりあえず予約しておくことをお勧めする。とりあえずキャンセル無料のプランで予約しておき、ゆっくりと他のホテルと比較しながら検討を進めよう。

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