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ケベックの名物料理5選!お勧めグルメ旅

2019/10/10 更新

ケベックはカナダも唯一フランス語を公用語としている地域で、日本列島の約4倍にもあたる面積をほこっている。ケベックの州都はケベックシティだが、中心はモントリオールである。白人が圧倒的に多く、特にフランス人が30%を占めるなど、フランスの影響が強い。そのためケベックにあるレストランの多くがフランス料理である。メープルシロップの生産が盛んで世界のメープルシロップ生産の75%はこの地域が占めている。その他酪農、果実、野菜、フォアグラの生産が盛んである。

バッファロー(Buffalo)

  • カナダ独自の料理と言ったらまず狩猟料理が挙げられる。日本人には馴染みの薄い獣の肉を扱っている。その中でも特にバッファロー、ジビエ、トナカイは観光客から人気が高い。ケベックではバイソンとも言う。肉の特徴は脂肪分が低く硬いと言われているが、レストランなどで食べると硬さを感じることは少ない。バイソンの肉と言っても牛との交配種を出されることが多いが店によってはバイソンのみの肉というところもある。ケベックのスーパーなどでも手に入ることがある。

  • タルト(Tart)

  • ケベックに行ったら絶対食べておきたいスイーツがタルト。その中でもメープルタルトは外せない。カナダはメープルシロップの生産が盛んだがその中でもケベックは特に盛ん。一概にメープルタルトと言ってもナッツが入っていたり、粉砕されたコーンフレークが入っていたりとバリエーションは店の数だけある。タルトにたっぷりとメープルシロップがコーティングされていて甘党にはたまらないスイーツである。またメープルシロップは控えめでフルーツが代わりにふんだんに使われているところもあり好みのメープルタルトをチョイスすることができる。写真はレモンタルト。

  • プティン(Poutine)

  • プティンは、フライドポテトにグレイビーソースとチーズガードをかけたファーストフードで、カナダの代表的料理である。ケベックでもよく食べられるがフランス語ではプティーヌという為そちらの方が通じる可能性がある。グレイビーソースとは、調理された肉から出る肉汁のことで、マッシュポテトやステーキにかけられることもある。1950年台後半にできた比較的新しい料理だが今ではカナダ全土で親しまれるファストフードでショッピングセンターのフードコートでよく見かけることができる。

  • サーモン(Salmon)

  • サーモンはカナダで人気の食品である。特にスモークサーモンは大人気で、ケベックではメープルシロップで甘みをつけたメープルサーモンキャンディーという種類のスモークサーモンがあったり、シャケを半身におろし皮付きのまま細く切ったサーモンジャーキーがあったりと、数多くのスモークサーモンが存在する。お酒のおつまみにはバーベキューサーモンが好まれ、サーモンのパテはお土産に人気である。パテとしてあげるのであればさらにエビ、ロブスター、サーモンの三種からなるパテのセットが人気である。

  • ピエロギ(Pierogi)

  • ピエロギをわかりやすく言ったら水餃子のようなもので、カナダ料理の一つとして挙げられる。元々は東ヨーロッパ周辺の料理だが、ケベックでもよく食べられている。中の具材はマッシュポテト、チーズガード、ザワークラウト、キノコなどがあり組み合わせは無数に存在する。デザート用のピエロギもあり、チェリー、イチゴ、ブルーベリー、りんごなどが入れられることもある。ケベックではメープルシロップがかけられることもある。手軽に食べられる料理でレストランなどで目にすることが多い。

  • (Photo by Miguel AndradeErnesto Andrade Hisakazu Watanabe Jonathunder Simon Law Kpalion)