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エディンバラ城の観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

エディンバラ城
Edinburgh Castle

2023/11/10 更新

基本情報

住所

Edinburgh EH12NG, Scotland

CrossCountry、ScotRail、Virgin East Coast線Edinburgh Waverley駅から徒歩15分

料金

£16.5
5歳-15歳は£9.9
60歳以上 £13.2
5歳未満は無料

営業時間

4月-9月は9:30-18:00(最終入場は17:00)
10月-3月は9:30-17:00(最終入場は16:00)

1/1は11:00-17:00

休業日

12/25、12/26

HP

http://www.edinburghcastle.gov.uk/
日本語、フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、中国語

データガイド
アクセス・入場
データガイド

概要

特徴

スコットランドの象徴であるエディンバラ城。城内には、現存するエディンバラ最古の建造物であるセント・マーガレット教会堂や、戦争記念館が立ち並んでいる。また、王族の居間であるクラウン・ルーム、グレート・ホールには豪華な調度品が展示されており、エディンバラ城の波乱万丈の歴史を物語っている。エディンバラ市街と併せて世界遺産に登録されている。

人気の観光スポットなので混雑が予想される。十分に見学を楽しむのなら時間のゆとりを持って訪れたい。なお、8月にはミリタリータトゥーと呼ばれるパレードが開催されるので、開催月に合わせて訪れるのも良いだろう。日本語のパンフレットやオーディオガイドも用意されている。

歴史

7世紀、キャッスル・ロックという岩山にあった要塞跡に、エドウィン王(王の名がエディンバラの由来と言われている)が城郭を建築したことがエディンバラ城の始まりとされている。難攻不落の堅牢な城砦として軍事の中心を担い、イングランドとの繰り広げてきた。現在もセレモニー運営の為に連隊本部の兵舎として使われており、城門で衛兵が警護にあたっている。

チェック

①クラウン・ルーム


多くの宝石を散りばめた展示品は必見!

エディンバラ城内には、クラウンスクエアを中心として北側に国立戦争記念館、東側にロイヤルパレス、南側にグレートホール、西側にクイーン・アン棟が配置されている。最も人気があるのがロイヤル・パレス内のクラウン・ルームだ。スコットランド王家の宝冠、貴金属、宝石が展示されている。なかでも宝冠は10個のダイヤモンドを始め、数多くの宝石が散りばめられており一見の価値がある。

②運命の石


イングランド王の即位に立ち会ってきた歴史ある石

クラウン・ルームで近年の注目を集めている展示品に「運命の石」(スクーンの石)がある。歴代スコットランド王が戴冠式で使用した宮殿の敷地にあった石で、イングランド王エドワード1世が戦利品としてイングランドに持ち帰り、戴冠式で使う椅子の下に保管した。代々のイングランド国王は、スコットランド王の象徴である運命の石を尻に敷いて即位してきたのだ。スコットランドンの人々には長年の屈辱であったが1996年に返還され、エディンバラ城で保管され展示されている(写真はスクーン城にあるレプリカである)。

③セント・マーガレット教会堂


エディンバラ城内最古の建物

エディンバラ城に残存する最古の建物が12世紀に建てられたセント・マーガレット教会堂である。大小さまざまな石を積んで建設された典型的なノルマン様式で、スコットランド王デヴィット1世が亡くなった母マーガレットに捧げ、長く王家の私用礼拝堂として利用された。小さな教会堂だが、現在でも洗礼や結婚式等で使用されており、ほぼ1年中見学する事ができる。

④モンス・メグ


当時と変わらない超巨大大砲

15世紀、エディンバラ城の北側には「モンス・メグ」と呼ばれる巨大な大砲(射石砲)が設置されていた。名前の由来はベルギーの町の名だと言われている。イングランドの善良公フィリップ3世に製造され、スコットランド王ジェームズ2世に贈られた物である。

総重量6トン、射程距離はおよそ3.2キロメートルにも及ぶ、外観も性能も圧巻の大砲。元来軍事用だが用途を変更し、エディンバラ城の儀式の時のみ使う礼砲となっている。実際に礼砲としてスコットランド女王メアリー・ステュアートとフランス王フランソワ2世の結婚式で使われた記録がある。ちなみに、発砲された砲丸(150キログラム)は後で回収していたというから驚きだ。

現在ではもちろん使用されていないが、「ワン・オクロック・ガン」と呼ばれる空砲を打つ名物イベントがある。日曜以外の13:00に発砲されており観光客に人気だ。目の前で放たれる空砲は迫力満点。時間を合わせて目撃してみたい。

⑤「ハリー・ポッター」ゆかりの地


物語の息吹を感じよう

世界的に人気のファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズが、エディンバラの地で生まれたのは有名な話だ。作者のJ.K.ローリングはエディンバラ市街、エディンバラ城が見える窓際の席でシリーズ第1作「ハリー・ポッターの賢者の石」を書き上げたと言われている。作中に登場する魔法学校・ホグワーツの実際のロケ地はノーサンバーランド州のアニック城だが、エディンバラ城を始めとする市街独特の空気が壮大な物語が生まれる端緒となった事は間違いない。ファンであればぜひ作品に思いを馳せながら巡ってみたい。

⑥ミリタリータトゥー


毎年8月に開催されるビッグイベント

毎年8月に開催される、スコットランド在留部隊のパレード「ミリタリータトゥー」。伝統衣装に身を包んだ兵隊が、バグバイプの演奏に合わせて足並み揃った行進を披露する一大イベントだ(タトゥーは「帰営ラッパ」の意)。アフリカやシンガポール等、他国からもパフォーマーを招く事もあり、見応えは抜群。チケットは1月頃から予約開始されるので、鑑賞したい人は早めに席を確保しよう。

⑦エディンバラ城の幽霊


目撃情報多数!?ミステリースポットとしての一面

長い歴史のあるエディンバラ城だが、内外では幽霊にまつわるエピソードも後を立たない。バグパイプを演奏していたり、白い服を着た少年、頭のない男等の目撃情報も多く寄せられており、霊感が強い人はエディンバラ城の知られざる一面を観光できるかもしれない。

編集部一押しの観光プラン

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  • エジンバラ旅行者の必読記事

    (Photo by dun_deaghAjay Goyaldun_deaghBubobubo2BenKyle TaylorSusan McNaughtonPaul Hudson)

    アクセス・入場

    エディンバラ城へのアクセス


    CrossCountry線、ScotRail線、Virgin East Coast線Edinburgh Waverley駅から徒歩で約15分。旧市街の建物を見ながらゆっくりとエディンバラ城へ向かおう。重厚な建物が通り沿いに並んでいるのでエジンバラの雰囲気が楽しめる。岩山の上にそびえ立ち、多くの観光客が向かうので迷う事はない。

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