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サンクトペテルブルク旅行のおすすめ観光スポット5選!

2017/10/10 更新

初めてサンクトペテルブルクに訪れるなら、まずはこの定番スポットをチェック。絶対行くべき定番のおすすめスポットを厳選した。サンクトペテルブルクは、バルト海に面した港湾都市であり、文学やバレエなどの芸術で有名である。サンクトペテルブルク歴史地区とその関連する建造物は、世界遺産に登録されている。サンクトペテルブルクでの観光は、世界有数の作品が展示されている「エルミタージュ美術館」、18世紀に建てられたバロック調の「エカテリーナ宮殿」、ピョートル大帝時代に建てられた要塞である「ペトロパブロフスク要塞 」など、さまざまな歴史的建築物を見ることができる。また、世界最高峰の名作と言われるロシア文学も有名で、数多くの作家たちがサンクトペテルブルクを拠点に活動していた背景を知ることができる。

スパース・ナ・クラヴィー教会

  • スパース・ナ・クラヴィー教会は、「血の上の救世主教会」とも呼ばれ、1881年に暗殺されたアレクサンドル2世を弔うために建てられた教会である。この教会は、ロシア・ナショナリズム様式の建築物で、玉ねぎのような形をした屋根や色とりどりのモザイクであしらわれた壁面は、ロシアの伝統様式を表している。レンズやタイル、大理石などを用いた外観や、玉ねぎ型のドーム天井は見る人を魅了するだろう。また教会の内部も、トパーズや青金石などで豪華に飾られており、その豪華で優美な姿に圧巻されるだろう。

  • エカテリーナ宮殿

  • エカテリーナ宮殿は、18世紀にピョートル大帝の2番目の妻であったエカテリーナ1世の命によって建てられた宮殿である。バロック調の宮殿はイタリアの建築家ラストレッリによって手がけられ、青色の外壁に白の円柱が特徴的である。中に入ると、鏡の間と呼ばれる大広間があり、13対もの窓と鏡が施され、まぶしいほどの輝きに満ちている。また、天井にはヨーロッパの画家によって描かれた天井画が見られ、その素晴らしさに心を奪われるだろう。サンクトペテルブルクで旅行をするなら、エカテリーナ宮殿の優美で豪華な姿は、一度は見ておきたい観光名所である。

  • エルミタージュ美術館

  • エルミタージュ美術館は、世界遺産にも登録されている世界三大ミュージアムの一つだ。ロマノフ朝時代の財宝と国有化された300万点以上もの作品が展示されており、その規模の大きさには圧倒されるだろう。もともとロシア皇帝の住まいだったエルミタージュ美術館には、ピカソやレオナルド・ダ・ヴィンチなどの有名な画家の作品も展示されている。エルミタージュ美術館での観光は、一日ではすべての作品を見ることは難しいため、数日に分けて見学をするか、事前にみたい作品を絞ってみることをおすすめする。

  • バレエ鑑賞

  • バレエ大国でも有名なロシアには、世界三大バレエ団があり、特にサンクトペテルブルクはバレエの本場となっている。サンクトペテルブルクには、世界最高峰と呼ばれているマリインスキー劇場やミハイロフスキー劇場がある。日本では敷居の高いイメージがあるバレエだが、サンクトペテルブルクでは気軽にバレエ鑑賞ができる。鑑賞する際は、事前にストーリーや見どころを知っておくとより楽しめるだろう。料金も日本でバレエを鑑賞するよりリーズナブルなので、サンクトペテルブルクを訪れる際は、バレエ鑑賞もおすすめである。

  • ネフスキー大通り

  • ネフスキー大通りは、サンクトペテルブルク中心部を東西に走る大通りであり、美しい建造物が立ち並ぶ。複合施設の「ベナルダキ邸」は、柱や壁に装飾が施されたクラシック様式が特徴である。以前は文学サロンとして使われ、ロシア文学で有名なドストエフスキーやトルストイも、ここで作品を発表したと言われている。アルチニコフ橋近くにある「エリセーエフ商店」は、高く伸びたガラス窓が特徴的で、アール・ヌーヴォーやモダン建築を代表する建物である。エリセーエフ商店の斜め向かいにある「旧シンガー商会」は、地球儀の塔がシンボルとなっている。ネフスキー大通りは、それぞれの年代に建てられた美しい建造物を楽しむことができる名所である。