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ロッテルダム旅行のおすすめ観光スポット5選!

2017/10/10 更新

オランダ第二の都市であるロッテルダムは、古くから港湾都市として発展を続けてきた街である。諸外国から流入する人や物がロッテルダムを発展させており、オランダ国内ではアムステルダムと共に急速な経済発展を果たした都市でもある。経済発展著しいロッテルダム市内には、オランダ国内でも有数の高層ビルなどが数多く立ち並んでおり、人口以上に洗練された都市の雰囲気を持った街となっている。戦後には、世界一を争う貿易額も上げている。

エラスムス橋

  • ロッテルダムを象徴する橋であるエラスムス橋は、ニューウェ・マース川を結ぶ国内最大級の橋である。地上からの高さは約139メートル、橋の全長は802メートルと、徒歩で渡り切るまでには10分近くを要する巨大なものとなっている。晴れた日には陽の光を浴びて白く輝く様子が美しく、市内でも有数の景観スポットともなっているのが特徴だ。橋からはロッテルダムのモダンで近代的な街並みも一望することができ、国際都市ロッテルダムの全容を知ることも出来る。

  • ロッテルダム港

  • ロッテルダムの発展において欠かせないこの港はヨーロッパ最大の港でもあり、EU各国にとっても重要な物流の拠点となっている。周辺は世界最大の石油化学工業地帯であり、コンビナートが港の周囲を覆うようにして建ち並んでいるのも特徴だ。13世紀ごろから港町として発展してきたロッテルダムだが、ヨーロッパ全体でも主要な役割を担うようになり始めたのは19世紀ごろからであり、当時はドイツへの鉄鉱石を運ぶための拠点として重宝されていた。

  • マルクトハル・ロッテルダム

  • 国内最大の屋内食品市場であるこの建物は、近代的かつ前衛的な建築物となっており、ロッテルダム市内の新たなシンボルスポットともなっている。高さ40メートルのトンネル型をした建物内は、天井に色鮮やかな壁画が一面に描かれていることが特徴である。市場内の店はどれもおしゃれなたたずまいでありながら、市場特有のあたたかみも兼ね備えているところばかりである。ドーム部分はなんとアパートにもなっており、市場と住宅の組み合わせは世界初のものだ。

  • ロッテルダム国際映画祭

  • 毎年1月末に開催されているこの映画祭は、1972年に始まって以降年々規模を拡大させており、現在では世界三大映画祭のひとつであるベネチア映画祭を規模では抜き去り、ヨーロッパにおける映画作品の権威のひとつとなっている。最高賞は「タイガー・アワード」と呼ばれており、映画祭のシンボルであるトラのモチーフが贈られることになっている。ヨーロッパに加えてアジアからの出品作品が多く、日本からも毎年のように作品が出品されている。

  • ロッテルダムテクノ

  • 観光スポットではないが、ロッテルダムを語る上で欠かせないのがロッテルダムテクノだ。ロッテルダムを発祥とするジャンルであるロッテルダムテクノは、「ガバ」という名前で現地では親しまれている。アムステルダムでイギリスのテクノが頻繁にかかっていることに反発したロッテルダムのDJがカウンターカルチャーとして開発したものだ。速いBPMと歪んだバスドラムを採用している楽曲が多く、ブレイクびーつなどを導入している楽曲も多いのが特徴である。近年では、サンプリングなども多用されており作風に広がりが見られる。

  • (Photo by Piutus Sensation White 2006)