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2019/07/08 更新

マイルが貯まるお勧めクレジットカードを旅行情報サイトが本気解説!

アメリカやヨーロッパへの一度の往復フライトで得られるマイルだけで、東京大阪間の航空券や韓国や台湾といった近隣国の航空券に無料で交換することができる。また、公共料金の支払いをクレジットカード経由にしたり、日々発生する費用をクレジットカードで支払ったりすることでもマイルを獲得することができ、タダで世界中を旅行することも可能だ。この記事では、マイルのお得な貯め方と使い方を徹底解説する。

目次




①マイルとは

マイルとは、各航空会社が設けているポイントシステムのことだ。ANAやJALといった航空会社のポイント会員になると、飛行機利用や日頃のショッピングでポイントが貰え、そのポイントを飛行機代やその他の商品等と交換できる仕組みだ。

ヨーロッパやアメリカへの旅行二往復分のマイルで、グアムまでの航空券分以上のマイルが貯まるほど還元率が高い。ちなみにHowTravel編集部のスタッフは毎年マイルで交換した航空券で年末年始の里帰りをしている。

自分は格安航空会社や知名度の低い航空会社を使うから関係ないと考えている人も多いが、それは大きな間違いだ。JALとANAはそれぞれ、ワンワールドとスターアライアンスという航空会社組合に加入しており、その組合に加入している世界中の格安・高級航空会社を利用してもマイルが貯まる

まだマイルを貯めていないという人は、今すぐマイルを貯めよう。これまでマイルを貯めてこなかったという人は、何回分もの無料航空券が得られた機会を逃しているかもしれない。


②お得すぎ!マイルの使い方

航空券との交換 対応マイル数

各社、おおよそ1万マイル貯まれば、国内の往復航空券と無料で交換できる。交換レートに各社とも大きな差はないので、以下のJALのレートを参考にするとよい。東京発で、代表的な目的地に行くために必要なマイル(ディスカウントマイル)を紹介する。


※JALを利用した場合、東京-サンフランシスコ往復便搭乗で1万260マイル、シドニーで9726マイル、シンガポールで6624マイル、台北で2660マイル貯まる。

目的地
必要マイル数
大阪 1万マイル
北海道 1万2000マイル
沖縄 1万2000マイル
ソウル 1万2000マイル
グアム 2万マイル
ハワイ 4万マイル
台北 2万マイル
シンガポール 3万5000マイル
シドニー 4万マイル
パリ 5万5000マイル
ロンドン 5万5000マイル
ニューヨーク 5万マイル
バンクーバー 5万マイル


航空券との交換方法

マイレージ会員用サイトにログインするとマイルを利用できるフライトを検索できるので、そこから予約すれば問題ない。各社でホームページの構造やマイルの使用方法も若干異なるが、どれも分かり易くスムーズに利用できるだろう。


その他商品との交換

ワインやお肉などの食品から、スーツケースなどの大型商品まで様々な商品と交換できる。

1マイル1円程の価値になってしまうので、フライトと交換した方がお得だが、海外旅行に行く暇がない方などはこちらでマイルポイントを活用することができる。


③驚異の還元率!マイルの貯め方


マイルの貯め方は大きく分けて2パターン存在する。フライトで貯める方法と、クレジットカード利用で貯める方法だ。

フライトでマイルを貯める

まず一番基本的な方法は、JALやANAのマイレージ会員になって、飛行機で移動することだ。

マイルを貯めるには、マイレージカードを作った上で、以下のいずれかタイミングでカードに記載されたお客様番号を提示する必要がある。ツアー旅行のような場合でも特別な航空券でない限り、マイルを貯めることができる。


マイレージカードを提示するタイミング

  1. 航空会社の公式サイトでの航空券の予約時
  2. 空港でのチェックイン時
  3. 飛行機利用後、eチケット控えか搭乗券を公式サイトまたは郵送・メールする際(マイル事後登録)

「マイル」の名称通り、飛行機で移動した距離に応じて「マイル」ポイントが貯まる。非常に効率の良い貯め方なので必ずチェックしておきたい。以下の表にて、東京発でJALを利用した際に貯まるマイルポイントを、代表的な都市で紹介している。


代表的な行先
貯まるマイル数(往復)
グアム 3122マイル
クアラルンプール 6676マイル
サンフランシスコ 1万260マイル
シドニー 9726マイル
上海 2222マイル
シンガポール 6624マイル
ソウル 1516マイル
台北 2660マイル
デリー 7312マイル
ドバイ 9914マイル
ニューヨーク 1万3446マイル
パリ 1万2388マイル
バンクーバー 9362マイル
バンコク 5738マイル
北京 2626マイル
ホノルル 7662マイル
香港 3646マイル
マニラ 3760マイル
メルボルン 1万182マイル
ロサンゼルス 1万916マイル
ロンドン 1万2428マイル


また、JALとANAはそれぞれ別々の航空会社組合に所属しており、それぞれの組合に所属している他の航空会社を利用しても、マイルが貯まるようになっている。JALはワンワールド、ANAはスターアライアンスという航空会社組合に加盟している。代表的な提携会社は以下の表を参照。

航空会社名
ANAマイル
JALマイル
アドリア航空
×
エーゲ航空
×
エアカナダ
×
中国国際航空
×
エア インディア
×
ニュージーランド航空
×
アシアナ航空
×
オーストリア航空
×
ルフトハンザ ドイツ航空
×
シンガポール航空
×
タイ国際航空
×
ターキッシュ エアラインズ
×
ユナイテッド航空
×
エア・ベルリン
×
ブリティッシュエアウェイズ
×
フィンエアー
×
エールフランス
×
エミレーツ航空
×
ジェットスター
×
キャセイパシフィック
×
マレーシア航空
×
カンタス航空
×
中国東方航空
×
バンコクエアウェイズ
×
アメリカン航空
×


クレジットカードでマイルを貯める

次に、マイルを貯めなれている人のほとんどがやっている方法として、クレジットカードの支払いでマイルを貯めることができる。

クレジットカードでマイルを貯めるべき明確な理由がある。通常、クレジットカードで貯まったポイントを商品券などに交換する際の交換レートは1ポイント=1円だが、マイルの場合は1マイル=1円相当ではない。例えば、JALの場合は2万マイルをグアム行きエコノミー席往復航空券と交換できるが、この航空券は時期にもよるが通常10万円近くするものだ。明らかに1マイルは1円相当ではなく、グアムの例のように5円前後相当にもなり得る。

マイルが貯まるクレジットカードの還元率はおおむね0.5%から1%となっており、沖縄までの必要マイルが1万2000マイルなので、例えば年間120万円をクレジットカードから払えば毎年沖縄行き航空券を手に入れることができる

光熱費の支払いをクレジットカード払いに変えたり、会社の経費立て替えをしたり、飲み会での会計を引き受けたりすればみるみるマイルが貯まり、無料航空券をゲットできる。


今すぐ無料航空券を手に入れる方法も

フライトとクレジットカード支払いでマイルを貯めるという方法はもちろん実施したいが、無料航空券を手に入れられるのは早くとも半年、1年後になってしまう。今すぐ無料の航空券が欲しいという人は、入会時に大量マイルが貰えるクレジットカードに入会しよう。

以下で紹介している各クレジットカードにも入会特典があるため、すぐにマイルが欲しいという人は確認しよう。


④【徹底比較】マイルを貯めるならこのカードだ!

まだマイルを貯めていないという人や、マイルが思うように貯まっていかないという人のために、世界中を日々旅行してマイルを貯めているHowTravel編集部イチオシのカードを紹介する。

紹介されているカードは、数あるマイルが貯まるカードの中でも特にお勧めのもので厳選してある。どれを使っても間違いない。いずれのカードも特徴があるので、自分に合ったカードを選択しよう。

※表中のフライトボーナスとはフライトで貯まるマイルが増えるボーナスのこと。


ANA系(スターアライアンス)マイルを貯めるならこのカード

楽天ANAマイレージクラブカード

  • コストをかけず普段使いでマイルを貯めたい人向け!

    このカードの特徴はマイルを貯めつつ、楽天カードの特典を得られることだ。例えば、通常の楽天カード同様、楽天市場での買い物で2%の楽天スーパーポイントが追加で貰える特典が付く。また、楽天Edyも付けられるため、普段使いにも便利だ。

    年会費が初年度無料で、2年目以降は通常540円の年会費が、クレジットカード利用で無料になるのも嬉しい。コストをかけず、日々マイルを貯めていきたい人にお勧めだ。

  • 年会費 マイル還元率 フライトボーナス 付帯旅行保険 ブランド
    初年度無料、二年目から540円(税込) 0.5% なし 利用付帯最高2000万円 VISA、Master、JCB


    JAL系(ワンワールド)マイルを貯めるならこのカード

    JALカード(4タイプ)

  • JAL利用者必携カード

    JALやワンワールド系の航空会社が利用する定番カードがこのJALカードで、普通タイプ、CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナの4タイプがある。JALカード全般の特徴として、フライトボーナスと海外旅行保険自動付帯である点が挙げられる。

    普通タイプは初年度年会費無料なので最低限の機能でマイルを貯めたい人にもってこいのカードだ。

    CLUB-Aは、普通タイプと比べ、自動付帯の海外旅行保険が3000万円⇒5000万円、フライトボーナスが10%⇒25%となる。海外旅行の頻度が高く、フライトマイルを効率的に貯めたいがコストを抑えたい人にお勧め。

    CLUB-Aゴールドとプラチナは買い物によるマイルの還元率が倍の1%となり、空港ラウンジやビジネスクラスチェックインカウンターが利用できるようになる。年に数回海外に行く人は絶対にお得だ。

    ■普通タイプ
    年会費 マイル還元率 フライトボーナス 付帯旅行保険 ブランド
    初年度無料、二年目から2160円(税込) 0.5% 10% 自動付帯最高3000万円 VISA、Master、JCB、その他多数
    ■Club-A
    年会費 マイル還元率 フライトボーナス 付帯旅行保険 ブランド
    10,800円(税込) 0.5% 25% 自動付帯最高5000万円 VISA、Master、JCB、その他多数
    ■Club-Aゴールド
    年会費 マイル還元率 フライトボーナス 付帯旅行保険 ブランド
    17,280円(税込) 1% 25% 自動付帯最高1億円 VISA、Master、JCB、その他多数
    ■プラチナ
    年会費 マイル還元率 フライトボーナス 付帯旅行保険 ブランド
    33,480円(税込) 1% 25% 自動付帯最高1億円 American Express International, Inc.、JCB、MUFG


    JTB旅カード


  • 年会費お手頃でコンシェルジュ付き

    JTB旅カードはJTBツアーを利用した場合にポイントやマイルが加算されるが、JTBを利用しない人にもお勧めしたいクレジットカードだ。通常、プラチナカードレベルしか付いていないコンシェルジュに似たサービスが付いており、旅行情報の提供やレストラン予約、緊急時の日本語サービスなどを無料で提供してくれる。また、年会費がお手頃にも関わらず、自動付帯の海外旅行保険が付いているのも嬉しい。

    旅行関連サービスに特化して年会費を抑えた、海外旅行好きにお勧めのカードだ。

  • 年会費 マイル還元率 フライトボーナス 付帯旅行保険 ブランド
    2160円(税込) 0.5% なし 自動付帯最高2000万円 JCB

    JALカード navi

  • 学生限定!年会費無料のスーパーカード

    JALカードが学生限定で提供しているのがこのJALカード naviだ。

    旅行関連サービスに特化して年会費を抑えた、海外旅行好きにお勧めのカードだ。マイル還元率1%、フライトボーナス10%、海外旅行保険自動付帯といった至れり尽くせりの特典が年会費無料で受けられる。学生に限定されていなければ、間違いなく真っ先にお勧めしたいクレジットカードだ。

    18歳以上、30歳未満の高校生を除く学生が対象なので、専門学校生や大学院生でも申請可能だ。学生である特権を生かしてお得にマイルを貯めよう。

  • 年会費 マイル還元率 フライトボーナス 付帯旅行保険 ブランド
    無料 1% 10% 自動付帯最高1000万円 VISA、Master、JCB

    まとめ

    いかがだっただろう。この記事の目的は、マイルに関する疑問点を解決し、お得に旅行を楽しんで貰うことにある。先に説明した通り、マイルは還元率が高く、絶対に貯めた方がお得だ。

    記事後半部では、数あるクレジットカードの中から、HowTravel編集部が自信を持ってオススメする、マイルが貯まりやすいカードを挙げた。自分の旅行スタイルや回数に合わせてベストなカードを手に入れて欲しい。

    どのカードでマイルを貯めるか迷うという場合には、ANA系であればとりあえず楽天ANAマイレージクラブカード、JAL系であればJALカードの普通タイプをオススメする。どちらも初年度の年会費が無料なので、次の旅行時にマイルを貯め、貯めたマイルを利用した後、一年以内に解約すれば費用はかからない。

    ■ANA系マイルを貯める場合に一番お勧めのカードはこれ


    ➡ 楽天ANAマイレージクラブカードの公式サイトはこちら

    ■JAL系マイルを貯める場合に一番お勧めのカードはこれ


    ➡ JALカードの公式サイトはこちら