ポンペイ遺跡の観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

ポンペイ遺跡
Scavi di Pompeii

2017/05/05 更新

Scavi di Pompeii

データガイド

アクセス・入場

概要

特徴

Scavi di Pompeii

ポンペイはイタリア・ナポリに面した古代都市だ。当時ローマで栄華を極めていたこの街は、79年に起こったヴェスヴィオ火山の噴火により一瞬で姿を消した。18世紀から灰の撤去及び発掘作業が開始されている。ポンペイに降り積もった大量の灰は、皮肉なことに当時の街の様子をそのまま保管する役割を果たし、古代ローマ人の息遣いが随所に残る希有な遺跡となった。

古代ローマ人が余暇を過ごした場所であり、自由で享楽的な生活が垣間見えるポンペイ。ローマでも屈指の観光地であり、ユネスコの世界遺産にも登録されている。ポンペイを訪れるなら、遺跡にまつわる背景や歴史はぜひ知っておきたいところだ。またポンペイ遺跡は非常に広く全てを回るにはかなりの労力を要するので、じっくり見て回りたい場合はポンペイ周辺に泊まりがけでの観光をお勧めする。ざっくりと全体を観光して回るなら所要時間は3-4時間を見ておこう。

歴史

紀元前7世紀頃、サルノ川の河口付近に興った集落が商業都市として発展した。かつてのポンペイは市場や劇場等の多くの大衆向け施設を備えたローマ有数のリゾート地であり、最盛期には約2万人が生活していた。しかしヴェスヴィオ火山の噴火により、大量の火砕流に飲み込まれ街全体が消滅。死者は2000人から1万人以上と言われている。

19世紀になり遺跡の発掘作業が始まると、遺跡や周辺の別荘からは多くの壁画や美術品が見つかった。贅沢で芸術的な暮らしぶりが伺える品の数々は、発掘チームを大いに驚かせた。また、ポンペイはその悲劇性から数多くの小説・絵画・映画で題材にされている。

チェック

①ゼウス神殿跡

Scavi di Pompeii

ポンペイの守り神に出会える場所

マリーナ門をくぐってすぐの場所にあるのがゼウス神殿跡である。ゼウスはギリシャ神話における最高神であり、ポンペイの守り神。神殿にはゼウスとその妻ジュノー、そして知恵と武勇の神・ミネルバの三神が祀られている。

神殿の建立は紀元前6世紀にまでさかのぼり、そびえ立つ柱群などから当時の華やいだ様子を感じることができる。ゼウス神殿はポンペイ最大規模を誇り、保存状態も良いことから、ポンペイ観光の大きな目玉。天気が良ければ、神殿の遥か向こうにヴェスヴィオ火山を臨むこともできる。雄大で恐ろしい自然を背後にたたえた神殿は、訪れた人の背筋を正すことだろう。

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②コロッセオ

Scavi di Pompeii

古代ローマ最大の娯楽場

マリーナ門から東へ進むと。コロッセオ(円形闘技場)がそびえ立っている。有名なローマのコロッセオより小規模だが、中に立ち入ればその広大さと迫力を肌で感じることができる。

当時コロッセオで行われていたのは、富豪たちが主催するグラディエーター(剣闘士)の戦い。剣闘士と猛獣を戦わせることもあり、絶えず血が流れていた場所で、約2万人の観客が収容できたという。これは最盛期のポンペイの人口とほとんど変わらないことから、コロッセオは国内外を巻き込み多くの人々を熱狂させた場所であることが分かる。

③フォロの浴場

Scavi di Pompeii

ポンペイの民を癒した大衆浴場

フォロ(公共広場)の北側にはフォロの浴場がある。紀元前80年頃に建設された、ポンペイで最も古い施設とされている。中に入ると脱衣所があり、衣服をかけるためのフックも用意されているというもてなしぶり。お湯の種類もバリエーション豊富で、熱い湯、ぬるま湯、冷水と順に入ることができた。しかも中央には火鉢を使ったサウナまであった。更に、入浴の前に軽く汗を流せる運動場も完備されているというから驚きだ。現代で言うところの健康ランドに近いだろう。当時の人々が、入浴を楽しむことに対して強い情熱をかけていたことが伺える。日本人としても大いに共感できるのではないだろうか。

④石膏像

ポンペイ遺跡にある石膏像

被災当時の様子を生々しく再現

ポンペイ遺跡には、至る所に人体の石膏像が展示されている。これはヴェスヴィオ火山の噴火で亡くなったポンペイ市民の姿だ。火砕流によって命を落とした被災者はそのまま灰の中に埋もれ、肉体が朽ちた後にも空洞が残った。考古学者達がその空洞に石膏を流し込む事で、被災直後、襲いかかる火砕流から逃げ惑うポンペイ市民の様子を再現。子供をかばう母親や熱さにもがき苦しむ被災者の姿もあり、2000年前の惨状が時を超えて生々しく伝わってくる。また、人間以外にも首輪につながれた犬等も展示されている。

⑤秘儀荘の壁画

ポンペイ遺跡の秘儀荘にある壁画

ポンペイの民を癒した大衆浴場

ポンペイの北西には、秘儀荘(Villa dei Misteri)と呼ばれる豪邸の遺跡がある。建てられたのは紀元前2世紀頃と言われているが、当時は簡素な住宅であり、その後増改築して現在の豪邸になった。この秘儀荘の地下にあるのが「ディオソニスの儀式」と呼ばれる巨大な壁画だ。等身大の人物が合計29人描かれており、大胆に使われた赤色が印象的。ディオソニス神信仰者の秘儀を描いていると言われているが諸説あり、未だに論争が続いている。

この壁画で使われている鮮やかな赤色は「ポンペイ・レッド」とも呼ばれているが、近年の研究によって元々は黄色で、火山ガスの影響により赤色に変色したものであることが解明された。

(Photo by Becks doriana del sarto)

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