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アテネで食べられるギリシャの名物料理5選!お勧めグルメ旅

2017/10/10 更新

ギリシャといえば、何が思い浮かぶだろうか。青い海、青い空に白い雲、そしてたくさん島々が思い浮かぶであろう。なかでも首都のアテネには有名なパルテノン神殿があり、歴史的にも重要な都市である。しかし、食べものはどうだろうか。アテネ料理と聞いて何か思いつくものはあるだろうか。ここでは読むとアテネに行きたくなるようなアテネの名物料理を紹介する。

ムサカ(μουσακάς)

  • ギリシャ料理はオリーブオイルを使用することが多い。これはオリーブがとても育てやすい環境だからということに所以している。そこでオリーブオイルをたっぷりと使用した料理に「ムサカ」と呼ばれる料理がある。これは、ヨーロッパの料理ラザニアと似ているところがあり、ナスとミートソースを交互に重ね、チーズをかけて焼いた料理である。ボリューム満点なので、日本人の胃袋だったらこれ一つでおなか一杯になってしまうかもしれないので、シェアをして食べることをお勧めする。

  • サガナキ(σαγανάκι)

  • サガナキとは簡単に言ってしまえば、山羊のチーズのことである。ギリシャで有名なものといえばフェタチーズがあがるだろう。通常我々が食べるチーズとは違い、保存性を高めるために塩分濃度の高い塩水につけているため、かなりしょっぱいのが特徴である。ギリシャ人はこのチーズを驚くほどよく食べる。サガナキはこのフェタチーズをこんがり焼いたもので、おやつや前菜として食べられている。栄養価も高くヘルシーなサガナギは暑いアテネ観光におすすめの一品である。

  • タラモサラタ(ταραμοσαλάτα )

  • タラモとはギリシャ語で「魚の卵」を意味する。なのでタラモサラタは、塩漬けの魚の卵(例えば、タラ・コイ・ボラ)をほぐしたものにマッシュポテトなどを混ぜ合わせてペースト状にしたもののことを指す。日本で人気の明太子とポテトのペーストも言ってみれば立派なタラモサラタである。ギリシャは海にか囲まれている国なので新鮮な魚介類がたくさんとれる、そのためこのように魚介を様々な料理に使っているのである。アテネにお越しの際は是非試して頂きたい1品だ。

  • ドルマ(ντολμάς )

  • ドルマとは、香辛料と野菜など(主にお米、ひき肉、玉ねぎ、スパイスなど)を混ぜて、ブドウの葉っぱで包んで蒸したもののことを指す。ブドウの葉がキャベツに変わると日本でもおなじみのロールキャベツである。メイン料理というよりはあっさりしているので前菜として楽しまれている。これなら暑くて食欲がない時でも簡単に胃に収めることが出来るので、夏の観光にはおすすめの一品である。ドルマはギリシャの食堂には必ずある品なので見つけるのも簡単である。

  • バクラバ(μπακλαβάς )

  • ギリシャで食べられている人気の定番デザートである。薄いパイ生地の間にたくさんのナッツをちりばめたとっても甘いパイである。ギリシャ語でパイ生地はフィロと呼ばれており、それを何層にも重ねてオーブンで焼き、仕上げに粉砂糖をかける。これで完成である。これだけだと甘すぎるので、ギリシャ人は濃いコーヒーと共にバクラバを食し、疲れを癒すのである。アテネにはたくさんのカフェがあり、大体どの店にもバクラバはあるので観光で疲れたときに是非おすすめである。

  • (Photo by Christophe Meneboeuf? Robert Kindermann Tammy Green? Robert Kinderman Heidi Bauer Quadell )