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ドイツ博物館の観光情報(作品・料金・行き方・営業時間)

ドイツ博物館
Deutsches Museum

2023/11/10 更新

基本情報

住所

・ドイツ博物館
Museumsinsel 1, 80538 München
Sバーン全線Isartor駅

・交通センター
Am Bavariapark 5, 80339 München
地下鉄Uバーン4号、5号線Schwanthalerhöhe駅

・シュラスハイム航空博物館
Effnerstr. 18, 85764 Oberschleißheim
Sバーン1号線Oberschleißheim駅

料金

・ドイツ博物館
€12
学生、6歳-17歳は€4
65歳以上は€7
ファミリーチケット(大人2名と15歳以下の子供1名まで)は€25
5歳以下は無料

・交通センター
€7
学生、6歳-17歳は€3
65歳以上は€4
5歳以下は無料
ファミリーチケット(大人2名と15歳以下の子供1名まで)は€15

・シュラスハイム航空博物館
€7
学生、6歳-17歳の子供は€3
65歳以上は€4
5歳以下の子供は無料
ファミリーチケット(大人2名と15歳以下の子供1名まで)は€15

・コンビチケット
上記3施設合計で€19

営業時間

9:00-17:00(チケット売り場は16:00まで)

※その他スタッフイーティング等による閉館時間の変更あり。公式ホームページを参照。

休業日

1/1、2/13、3/30、5/1、6/27、11/1、12/12、12/24、12/25、12/31
その他一部祝日

HP

http://www.deutsches-museum.de/
英語、ドイツ語

データガイド
アクセス・入場
データガイド

概要

特徴

国立ドイツ博物館は、約10万点ものコレクションを誇る世界最大級の博物館。ミュンヘン市内を流れるイザール川の中洲に建つ事から、博物館島とも呼ばれる。面積は4万70000平方メートルで、東京ドームとほぼ同じ。コレクションは約50の分野に分けられている。自然科学、農業、鉱業を始め、工業大国ドイツを支えてきた機械、鉄道、航空科学、エネルギー、情報技術まであらゆる科学・技術のジャンルを網羅する。それぞれの分野における偉大な発明は、大方ここにあると言っても過言ではない。

特徴的なのは、技術の発展を物語る初期の機械などがレプリカではなく実物であること。実際に動いているものも多く見られ、現在に至るまでメンテナンスを続けてきたドイツ人の職人気質の賜物であると言える。体験型の展示も多く、見て触れて楽しめるので、子供から大人まで飽きずに楽しめる。館内撮影OKなのも嬉しいところだ。

日本語のパンフレットがあるので館内を迷わず見学できる上、ガラス吹きや鉄道模型等のガイドツアーはドイツ語が分からなくても十分見応えがある。

歴史

電気工学者であったオスカー・フォン・ミュラーが創設を提唱し、1925年に一般公開が開始された。「ここには政治の居場所はない」と彼が言ったことからもわかるように、一般市民が純粋に科学技術を学び、伝えていくために建てられた。現在部分的に、陸上交通に関する展示はVehrkehrszentrum(交通センター)、航空関係の展示はFlugwerft Schleißheim(飛行機整備場)というそれぞれの別館に移されている。

チェック

①ライト兄弟の飛行機

実際に兄弟が登場した本物を展示

ドイツ博物館で見逃してはならないのが1909年にライト兄弟が発明した世界初の有人動力飛行機、フライヤー・スタンダードA号だ。なんとこの飛行機、実際に彼らが空を飛んだ実物である。天井に吊るされるように展示されている為触れることはできないが、その歴史と技術、そして野望を十分に感じ取れるだろう。

また、第2次世界大戦中に活躍したドイツ軍の主力戦闘機、メッサーシュミットも見ることができる。一撃離脱戦法のために開発された軽量のボディには、当時の最先端技術を結集して作り上げられたエンジンが収められている。

②Uボート

ドイツ初の軍用潜水艦

ドイツ博物館の中でも最大規模の展示品の一つで、地下フロアに鎮座しているのがUボート。ドイツ語で潜水艦を表す「Unterseeboot」(ウンターゼーボート)の略称である。

ここで展示されているのは全長42メートルのU1という型のもので、ドイツ海軍が正式に採用した初めての潜水艦である。主に第1次世界大戦中に訓練用として使用され、第2次世界大戦後にドイツ博物館に収められる事になった。一度解体してから搬入し、再度博物館内で組み立てるという作業が行われており、その際に配管やケーブル、一部外殻を除去してより内部を観察しやすいよう工夫されている。黒光りする重厚なたたずまいには、背筋が凍るような圧迫感がある。

③交通センター

鉄道と自動車の殿堂

ドイツの経済を支え、今日でもこの国の代名詞となっている産業が鉄道と自動車である。これら陸上交通関連の展示は現在別館である交通センター(Verkehrszentrum)に移されている。

鉄道部門で目を見張るのが世界最初の巨大な蒸気機関。現在では電気を使用しているが、ピカピカに磨き上げられたひとつひとつのパーツが音を立てて目の前で動く姿は圧巻のひと言。そして世界中の鉄道ファンを魅了しつづける、ドイツ国鉄の高速列車も素晴らしい。蒸気機関から最新の都市間高速鉄道(ICE)までの技術進歩と歴史を関連付けながら知ることができる。

また、ドイツは自動車の歴史も見逃せない。メルセデス・ベンツの創始者カール・ベンツが世界初のガソリン式3輪自動車をドイツ博物館に寄贈したのが1906年のこと。以来、ドイツの自動車メーカーは競い合うように技術革新を行ってきた。その結果、この21世紀まで世界の自動車産業はドイツ企業がリードしている。ハイブリットカーや電気自動車の展示まで、過去と現在、そして未来を伝えるという意味で、歴史と最新科学を同時に学べるユニークな施設とも言えるであろう。

④シュラスハイム航空博物館

ドイツ最古の飛行場

ドイツ美術館の分館であるシュラスハイム航空博物館は、ミュンヘンから13キロメートル離れたところにあるドイツ最古の飛行場。本館では見る事のできない飛行機や宇宙船を展示しており、実際に飛行整備場としても利用されている。ユーロファイターやファントム、セスナ、コンドルといった歴代の飛行機が陳列され、飛行機の歴史を辿る事が可能。タイミングが合えば実際に機体の整備をしている所も見学できる、飛行機好きにはたまらないスポットだ。

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    アクセス・入場

    ドイツ博物館へのアクセス

    ドイツ博物館にはミュンヘン中央駅からどの交通機関を利用しても乗り換えせずに到着できる。最寄り駅である市内鉄道Sバーン)の駅は対岸にあるが、橋を渡るのを含めても駅から15分以内というアクセスの良さなので、個人で行くのも不便はまったくない。交通センター、飛行機整備場も、中央駅から乗り換えなしでアクセスできる。それぞれの施設内で無料ガイドツアーに参加可能だ。

    ドイツ博物館(Deutsches Museum)へのアクセス

    Hauptbahnhof München駅からSバーン全線利用可-Isartor駅

    ・乗車時間5分、駅から徒歩約7分
    ・大人片道€2.7
    ・電車発着は約2分間隔

    交通センター(Verkehrszentrum)へのアクセス

    Hauptbahnhof München駅からUバーン4号、5号線-Schwanthalerhöhe駅

    ・乗車時間約3分、駅から徒歩約8分
    ・大人片道€1.4
    ・電車発着は約5分間隔

    シュラスハイム航空博物館(Flugwerft Schleißheim)へのアクセス

    Hauptbahnhof München駅からSバーン1号線-Oberschleißheim駅

    ・乗車時間21分、駅から徒歩約15分
    ・大人片道€5.4
    ・電車発着は約20分間隔

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