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マインツ旅行のおすすめ観光スポット5選!

2017/10/10 更新

ドイツ西部に位置する都市マインツは、マイン川とライン川の合流点に位置する街であるために、長年にわたって河川交通の要所、および人とものが行き交う場所として発展してきた街だ。マインツの都市としての歴史は非常に古く、原型となった都市まで含めるとその歴史は紀元前1世紀にまでさかのぼる。長い歴史を背景とした非常に魅力的な大聖堂や建築物が数多く存在しているマインツは、どこか懐かしくあたたかな雰囲気に満ちた街だ。

マインツ大聖堂

  • マインツの街のシンボルでもあるマインツ大聖堂は、ドイツ国内に数多くある大聖堂の中でも圧巻の迫力を備えている場所となっているのが特徴だ。市内でも最大級の大きさの建物であり、駅から徒歩でアクセスする途中でもすでにその圧巻の姿を拝むことができる。マインツの街の中心として長きにわたって市民に愛され続けてきた大聖堂は、今も昔も変わらずにマインツの街を見守り続けており、敬虔なキリスト教徒が毎週末礼拝に訪れている。

  • コファス・アレーナ

  • マインツの街のサッカークラブである1.FSVマインツ05は、武藤嘉紀が現在所属しており、過去には岡崎慎司が所属していたこともあって日本人にとってもなじみ深いクラブのひとつである。マインツの本拠地であるこのスタジアムは、3万4000人を収容することができる場所となっており、熱狂的なサポーターたちが試合のたびに歓声を上げる場所となっている。なお、2016年からは自動車会社・オペルが命名権を取得したため、オペル・アレーナとなる。

  • 聖シュテファン教会

  • 街の南側に位置しているこの教会は、およそ1000年以上の歴史を誇っている場所となっており、市民にとって長年の憩いの場となっている。この教会にはシャガールがデザインした巨大なステンドグラスがあり、その迫力と美しさは海外から訪れた観光客もうならせるものである。第二次世界大戦で壊滅的な被害を受けてしまったこの教会は戦後再建され、戦前に利用されていた鐘の一部や、被害をまぬがれた彫刻作品などは今も見ることができる。

  • キルシュガルテン

  • 美しいマインツの街並みの中でもひときわ目をひくデザインが特徴的なこの建物群は、マインツの街中でも隠れた景観スポットのひとつである。まるで絵本の中からそのまま飛び出してきたかのようなキュートかつ素朴なデザインの建物が連なっている風景は、どこか心を穏やかなものにさせてくれるのが特徴だ。周辺のカフェなどでコーヒーブレイクを楽しみながら、この建物とそれを取り巻く人々の営みをぼんやりと眺めているのも良いだろう。

  • マルクト広場

  • 週末の昼間にはマーケットが開かれ、市民にとっての憩いの場となっているマルクト広場は、観光客にとっても市民の生活の様子を知ることができるスポットとなっている。ドイツらしく昼間からビールを片手にのんびりと過ごす人も多く、飲食店以外にも花屋のマーケットや土産物店なども軒を連ねているのが特徴だ。大きく開放感のある広場は、マーケットが開かれていないときには静かな雰囲気の場所でもあり、よりゆったりと過ごすことができる。

  • (Photo by Scott Anneke_B lilli2de)