スポンサーリンク

ヨーロッパ・ドイツ旅行に対する中東難民・移民問題の影響とテロの危険性

news-refugees

2016/12/27 更新

2015年に100万人を超す難民・移民がヨーロッパドイツに押し寄せた。当初は受け入れる姿勢を見せていたドイツ国民も多かったが、難民がもたらす治安悪化が顕著となるに連れて、軋轢が生まれ始めている。 難民に混じってテロリストが入国する可能性が指摘されており、事実、パリで発生したテロの主犯格が難民申請を行っていたことも判明した。ドイツのみならず、オーストリア、イタリア、スペイン、ベルギー、オランダ等の西欧諸国では更なる警戒が必要となっている。 HowTravelでは、継続的に難民・移民問題のドイツ旅行・観光への影響について現地からのリポートをまとめており、引き続き最新の情報を配信する。昨年の現地ライターからのリポートと比べ、2016年最新情報では軒並み注意レベルが上がっており、警戒が必要だ。

スポンサーリンク

現地からのレポート

更新日時: 2016/7/23

周囲に気を配り、人の集まる場所はできるだけ避けたい

注意レベル:223(十分注意して下さい)

news-refugees

現地担当ガイド
溝口シュテルツ真帆
33歳・女性
ミュンヘン在住(2年2カ月)

7/18、バイエルン州ヴュルツブルクにおいて難民の男が電車内で斧を振り回し5人が重軽傷を負った。続く7/22には、同州ミュンヘンで銃乱射事件が起き(7/23現在、犯人はイラン系ドイツ人の男で、死者は犯人を含む10名と伝えられている)、ドイツ国内でもテロが起こりうる事例を目の当たりにし、市民に衝撃とさらなる不安が広がっている。ペースは落ち着いているものの難民の流入は引き続いており、擁護派と反対派の衝突も散見され、状況は混沌とするばかりだ。今後さらなる警備や国境の検問が強化されるのは必至だろう。

観光の際には、身の回りの品に気を配るなどの通常の注意のほか、できる限り人ごみを避け、不審者や不審物には絶対に近寄らない、とっさの身の守り方を事前に調べておくなど、安全には十二分に気を配りたい。難民収容施設周囲やデモが行われている場所では局地的に治安が悪化している可能性があるので、興味本位に近づかないことも重要だ。


更新日時: 2016/1/17

夜間や人気のない場所での行動に注意

注意レベル:223(十分注意して下さい)

news-refugees

現地担当ガイド
松永香織
30歳・女性
ベルリン在住(10カ月)

昨年11月のパリの襲撃テロを発端として、ヨーロッパ内では引き続き警備の強化体制が取られている。ベルリンではニューイヤーの瞬間に市民が一斉に花火を打ち上げるのが恒例のイベントとなっているが、当日は荷物検査を実施するなど厳戒体制での開催となっていた。何事もなかったベルリン市内だったが、一夜明けケルンやハンブルクで起こった集団暴行・略奪事件の凄惨なニュースはドイツ国内において大きな衝撃をもたらした。
これをきっかけに現在難民受け入れに対して国内では強い反発が起こっている。

12/31の集団暴行・窃盗事件は引き続き調査がされているさなかではあるが、大きなイベントでは引き続き十分に注意をしながら観光をしたい。また観光地や駅周辺ではボランティアの署名活動と称した詐欺・窃盗の報告もあり、不審と感じた際には毅然とした態度でNOが言えるようにすることも大切だ。渡航を断念するほどではないが、現地では貴重品の管理にしっかりと気を配り、エリアでの治安情報に注意をしながら行動することを推奨する。


更新日時: 2016/1/13

周囲に気を配り、単独や夜間の行動はなるべく避けたい

注意レベル:223(十分注意して下さい)

news-refugees

現地担当ガイド
溝口シュテルツ真帆
33歳・女性
ミュンヘン在住(1年8カ月)

国内の目下の関心事は引き続き難民問題だ。2015年は約100万人の難民が亡命申請を行ったが、1/13現在は、季節柄もありドイツ国内への流入ペースはやや落ち着いているようだ。しかし、昨年12/31にケルンやハンブルクなどで起きた移民・難民グループによると思われる集団性的暴行事件は国内に強い衝撃を与え、市民感情の悪化は避けられない状況。ケルンやドレスデン、ライプツィヒなどの一部地域で移民・難民に対する暴力事件やデモの過激化も報告されている。昨年11/13に陸続きのフランス・パリで起きた同時多発テロ事件の影響もあり、テロの脅威も消えていない。

観光の際には、身の回りの品に気を付け、不審者や不審物には絶対に近寄らない、とくに女性は夜間に出歩かないなど、身の安全に十分に気を配りたい。また、オーストリア側の国境を中心に入国審査が行われており、列車などを使って陸路でドイツに入る際には、列車のキャンセルや大幅な遅延、混雑が予想されるため注意が必要。加えて、難民収容施設周囲やデモなどが行われている場所では局地的に治安が悪化している可能性があるので、興味本位に近づかないことが重要だ。


更新日時: 2016/1/18

自己防衛をしっかりとした上で、無理のない観光計画を

注意レベル:223(十分注意して下さい)

現地担当ガイド
M.D.
女性
ミュンヘン在住(5年3カ月)

冬に入ったこともあり、難民の流入自体は落ち着きを見せているようだが、度重なるヨーロッパ内でのテロに対する警戒、難民流入を起因とする社会不安の増加は否定できない。新年にかけては、具体的なテロ予告があったとしてミュンヘン中央駅が一時閉鎖される事態も起きた。ドイツ国内で実際にテロは発生していないが、大晦日にケルンで起きた集団女性暴行事件では加害者の大半が亡命申請中だったとして大きな波紋を呼んでおり、各地での外国人排斥運動のデモも活発化している。

日常生活や主要観光スポット周辺で治安の悪化を肌で感じる場面はなく、テロはいつどこで起きてもおかしくないものなので警戒のしようがない面もあるが、基本的に人が多く集まる場所はテロの対象となりやすいということを念頭に行動したい。2月のファッシング(カーニバル)など、混雑が予想される場所へ出かける際には身動きの取れなくなるような場所は避ける、興味本位でデモに近づかない、など十二分な注意を勧める。また、警備強化、デモの影響などで交通手段の遅延も通常より更に増える可能性があるため、余裕を持った行動計画を立てたほうが安心。状況が急変することもあるので、常に最新情報の入手を心掛けたい。


更新日時: 2015/11/02

観光には特に影響なし、ただ油断は禁物

注意レベル:223(十分注意して下さい)

news-refugees

現地担当ガイド
松永香織
30歳・女性
ベルリン在住(6カ月)

通常と変わりなく穏やかで、観光客も多く見られる。
イベントも数々開催され、これからのクリスマスマーケットも盛り上がることだろう。ベルリンでは、主要な観光スポットではほぼ影響がないと言える。ドイツよりは、ハンガリーやセルビアで移動中の難民による国境や駅での規制が問題になっているようだ(観光客はパスポートを確認される程度)。現在は大きな混乱は見られないが、今後のEUの政策によっては状況が変化することもあるので、渡航時期に合わせ最新情報に注意をしていれば問題はない。

比較的ベルリンの治安は良い方ではあるが、多く人の集まるイベントや駅ではスリに注意をすること。また、ノイケルンやクロイツベルク、東寄りの地域では難民・移民が多く集まる住宅街や薬物の取引もされているので時間帯によっては注意が必要。また深夜早朝の中央バスターミナルでは難民・移民と見られる人々で混み合うこともあり、雰囲気が良くないこともある。現在UバーンSバーンで工事をしている路線もあるので、空港や主要駅に行く場合は早めの行動が得策。気候も良く、他は通常通りのベルリンを楽しむことができるだろう。

※直ちに危険はないが、状況が急変することもあるので、最新情報に注意


更新日時: 2015/11/01

通常の観光旅行においてはほとんど影響なし

注意レベル:233(特に気にしなくても良い)

news-refugees

現地担当ガイド
溝口シュテルツ真帆
33歳・女性
ミュンヘン在住(1年5カ月)

難民流入のニュースは大々的に報じられ、ドイツ国民にとって目下最大の関心事となっている。11/01現在は、日々多数の難民が引き続きドイツ入りしているものの、比較的秩序だった印象。街中ではとくにそのニュースを肌で感じるようなシーンはほとんどなく、明らかに難民と思われるような人々の姿を目にすることも少ない。ただし、ドレスデンなどの旧東ドイツ地域では難民・移民および外国人排斥デモが盛んになってきている。

空路でドイツ国内に入り、街中を観光する際には、身の回りの品に気を付ける、夜にひとけのない場所をひとりで歩かないなど、通常レベルの注意で問題ない。ただし、オーストリア側の国境を中心に入国審査が厳しく行われており、列車などを使って陸路でドイツに入る際には、列車のキャンセルや大幅な遅延、混雑が予想されるため、現状では避けたほうがベター。また、難民収容施設周囲やデモなどが行われている場所では局地的に治安が悪化している可能性があるので、興味本位に近づかないことが重要だ。


更新日時: 2015/11/01

観光に大きな影響はない

注意レベル:233(特に気にしなくても良い)

現地担当ガイド
M.D.
女性
ミュンヘン在住(5年1カ月)

ミュンヘンでは、9月初旬大量の難民がオーストリアより入国し、一時中央駅周辺が騒然としていた。その後ドイツは国として積極的な受け入れを表明する一方、各地で対応が追いついていないこと、オクトーバーフェストなどへの影響も懸念してか、不法な入国を防ぐためにもオーストリアとの国境でパスポートコントロールを導入したこともあり、9月半ば頃からは落ち着きを取り戻している。ミュンヘンはドイツ国内でも比較的治安の良い街であり、難民流入により治安が悪化したとの実感はない。

現状では難民問題が観光に直接の影響があるとは考えにくく、特に心配することはない。スリ・盗難などの危険は難民流入に関係なく普段からあるので、クリスマスマーケットや中央駅など人が多く集まる場所では自分でしっかり管理することが必要。ミュンヘンから日帰りで行けるオーストリアのザルツブルクなどへは通常パスポートコントロールがない場合もあるが、現在は国境でコントロールが入るため携行を忘れずに。難民問題に関しては、今後のドイツ、EU、周辺国の動き次第で状況が変わることも充分にありえるので、情報のキャッチアップもお勧めする。


HowTravel編集室

現地在住者でも様々な意見がある。特に難民・移民の影響を大きく受けているドイツの現地ライターからのリポートを集めたが、オーストリア、イタリア、スペイン、ベルギー、オランダ等の西欧諸国に旅行に行く場合は同様に警戒したい。観光する場合は、現地の情報収集を行い、安全第一で観光したい。事態が急変する可能性もあるので、大使館の場所や連絡先はしっかり確認しておこう

■ベルリン大使館
TEL: +49 30 210 94-0
住所: Hiroshimastraße 6, 10785 Berlin
開館時間:月曜から金曜の9:00-12:15、14:00-16:30



■在ミュンヘン日本国総領事館
TEL: +49 89-4176040
住所: Karl-Scharnagl-Ring 7 80539 München
開館時間:月曜から金曜の9:00-12:30、14:00-16:00



■在フランクフルト日本国総領事館
TEL: +49-69-238573-0
住所: Friedrich-Ebert-Anlage 49, 60327 Frankfurt am Main
開館時間:月曜から金曜の9:00-12:30、14:30-16:30



フランクフルト旅行者の必携アイテム

スキミング防止カード

  • "海外で多発するスキミング対策

    海外ではクレジットカードがスキミングされた結果、知らぬ間に多額の買い物をされたり、現金を引き落とされたりというケースが多発している。恐ろしいことに、クレジットカードを持っている人に近づくだけでスキミング可能な機械まで存在するといわれる。特に、バスや電車といった人が密集する場所や、タクシーなどのクレジットカードを利用する場所では注意が必要だ。そんな時に安心なのが、このスキミング防止カードだ。このカードと一緒にクレジットカードをしまっておけば、スキミングを防止することができる。SuicaやEdyといった電子マネーにも対応しているので、日本でも持っておきたいアイテムだ。

  • お勧めポイント

    ☑ 1枚のスキミング防止カードで2枚のクレカを保護
    ☑ ICカードと磁気カードの両方に対応

    Amazonで詳細を見る

    貴重品入れ

  • "現金からパスポートまでこれ一つ

    海外で日本人が遭遇する最も多い事件がスリだ。クレジットカードが一般的な海外において、日本人は多額の現金を持ち歩くので、恰好の獲物として狙われる。財布を後ろのポケットに入れて歩くのを避けるのはもちろん、内ポケットに入れていても熟練のスリであればいとも簡単に盗んでいく。最も安全なのは首から下げるタイプの貴重品入れを使うことで、ナイフなどで切られない限りは盗まれることはない。理想を言えば、この貴重品入れを首から下げてシャツの下に入れておけば完璧だ。

  • お勧めポイント

    ☑ 14ポケット搭載で現金からパスポートまで収納可能
    ☑ 電波遮断機能付きでスキミング対策も

    Amazonで詳細を見る

    ワイヤー式ダイヤルロック

  • "ファスナーの施錠やカバンから目を離す際に

    海外旅行時に絶対に持っていって欲しいのがこのワイヤー式ダイヤルロックだ。意外かもしれないが、カバンの中に入った財布や貴重品が盗まれるという事例が後を絶たない。特に、電車やバス、市場といった人が集まる場所では要注意だ。このワイヤー式ダイヤルロックでカバンのファスナーとファスナーの間を通すことによって、スリを未然に防ぐことができる。また、少し荷物から目を離す際などは、椅子やテーブルと荷物を固定することにも使える。とても使い勝手が良いので試してみて欲しい。

  • お勧めポイント

    ☑ 約100センチメートルのワイヤー
    ☑ 小型で軽量なため持ち運びに便利

    Amazonで詳細を見る

    (Photo by Mstyslav Chernov)

    スポンサーリンク

    )

    あなたにおすすめ