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テロのトポグラフィー
Topographie des Terrors

2016/08/04 更新

Topographie des Terrors

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概要

ベルリンの二つの傷に出会う、労働者蜂起の現場

Topographie des Terrors

国家秘密警察ゲシュタポの本部が置かれていたこの場所は東ベルリン労働者が蜂起した6月17日事件の舞台でもある。
現在も残っている数少ないベルリンの壁の断片から分かる通り、東西ベルリンを分断していた場所だ。

第二次世界大戦の空爆で破壊された建物の壁を使って張り出された写真の展示では、第三帝国の恐怖政治の様子がありありと描かれている。
ヒトラーによる独裁政治、東西分断とベルリンにとって大きな二つの傷を同時に目の当たりにできる。

生々しく掘り起こされた遺構からはその原型を想像するのも難しいが、ゲシュタポによって逮捕された数々の犠牲者の牢獄があった。
人の通りも多く、真剣に眺める人々の表情からも、その歴史の重大さが感じ取れるだろう。

見どころ

負の遺産と、同じ過ちを繰り返さない決意

Topographie des Terrors

なんと言っても膨大な写真群と、それを物語る場の圧倒的な存在感こそが見どころだろう。
戦後70年経った今でもタブー視されるヒトラーの存在だが、負の遺産とも言えるこのような場所を残しているところがドイツ人の国民性を物語っているようにも思える。

強制収容所に移送されるユダヤ人たち。遺体の山。銃殺、絞首など目を背けたくなるような写真。
それを熱狂的に支持していた国民。
なぜそのような恐怖政治が許されたのか、本当に他の国では起こり得ない事なのか、これからも起こり得ないことなのか。

この施設を歩くほどに、ありえないと感じつつも、残念ながら、同じ歴史を歩みかねない人間の本質的な負の部分を感じずにはいられない。

(Photo by Bernt Rostad Jean-Pierre Dalbéra Michael)

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