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【ベトナム】ホーチミンの治安・危険情報、犯罪の手口や、危険なエリア

【ベトナム】ホーチミンの治安・危険情報

2018/03/09 更新

データガイド
データガイド

ベトナム最大の商業都市ホーチミン。旅行者が多い東南アジアの中でも人気が高く、ベトナムの独特な雰囲気を味わいながらグルメやショッピングを楽しむことができる。しかし、その一方で、殺人などの凶悪犯罪は少ないものの、治安は決して良いとは言えない。ホーチミンを楽しく安全に観光するために、事前に犯罪の手口と対策を把握しておこう。また、最新のベトナムの情勢については外務省のホームページ等を参照にしてほしい。

■外務省 海外安全ホームページ(ベトナム)

ベトナムの犯罪データ

世界治安ランキング45位(162ヶ国中)

殺人は1.5件(人口10万人あたり)
(2011年度 国連薬物犯罪事務所の調査による)

ホーチミンの犯罪と危険


  • スリ・ひったくり

    ■手口
    海外旅行先で最も多い被害がスリやひったくりだ。観光スポットなど人が多く集まる場所でのスリは非常に多い。そして、ホーチミンで特に注意したいのはひったくりだ。というのも、ベトナムは目を疑うほどバイクの交通量が多く、そのため、バイクによるひったくりが頻発する。一度狙われてしまったら防ぐことは難しい。カバンだけでなくネックレスやスマホなどが奪われるケースも多い。

    ■対策
    絶対に車道側の手で荷物を持たず、できるだけ車道から離れて歩くようにしよう。また、スマホや音楽を聴きながら歩くのも厳禁。また、通常なら、利用するバッグとして、ショルダーバッグを推奨するところだが、ホーチミンではこれも危険。ショルダーバッグの場合、掴まれて、そのままバイクに引きずられてしまう恐れがあるからだ。なので、できればウエストポーチを使用しよう。体に密着するウエストポーチであれば、服の内に入れて隠すこともできるので安全だろう。

  • スキミング・釣り銭詐欺

    ■手口
    お金のやりとりをする時にもいろんな危険が潜んでいる。ベトナムではカードが使用できる場所はまだ少なく、使用できるのは百貨店やホテルに限られる。しかし、百貨店やホテルだからといって安心していると、スキミングに遭うことがある。また、ベトナムの紙幣は、金額によって色が異なるだけで、見分けがつきにくい。そのため、少ないお釣りを渡してくる店員は非常に多い。

    ■対策
    ホーチミンではできるだけクレジットカードを使わず現金で支払いをする。また、貰ったお釣りは明るい場所できちんと確認する癖をつけよう。そもそも、大きな額の紙幣をできるだけ使用しないことも大切だ。

  • 売春・マリファナ

    ■手口
    売春とマリファナはベトナムの深刻な社会問題の一つだ。特に観光客を狙ったケースが多く、日本人もターゲットにされやすい。次項でも紹介するが、1区のドンコイ通り周辺やファングーラオエリアで特に多く報告されている。「ハッパアルヨ」などとカタコトの日本語で話しかけられたら要注意。

    ■対策
    見知らぬ人に話しかけられても絶対に話に乗ってはいけない。売春及びマリファナはベトナムでは違法行為なので、当然逮捕される可能性がある。夜に上記のエリアなどには近づかないようにしよう。

  • ホーチミンで犯罪が発生しやすい場所

  • ファングーラオ

    世界中から多くの旅人達が集まりバックパッカー街として知られているファングーラオエリア。昼は比較的閑散としており、夜になると多くの人達で賑わいを見せるのだが、そんな中、売春やマリファナ、賭博などを斡旋してくる現地人が非常に多い。特に、日本人相手に商売している人は「ハッパ」や「オンナ」などと声をかけてくることもあるので、決して話に乗らないこと。また、当然ながらスリなども多発するので、その点も注意しよう。
  • チョロン

    ベトナム最大の中華街で観光地でもあるチョロン。しかし、その一方でホーチミンの中でも有数の治安が悪いエリアでもある。貧困層が多い地域であるため、スリやひったくりが多発する。特に、日本人はお金を持っているというイメージが強いためターゲットになりやすいので注意しよう。夜に訪れるのはできるだけ避けよう。
  • 8区

    サイゴン川を挟んだ南側は、低所得者層が多く住む地域であり、その中でも8区に該当するエリアはベトナム人も近寄らないというほど危険。夜になるとひったくりや暴行事件が頻発する。特に、川沿いの倉庫が並んだエリアでは、酒に酔った肉体労働者がたむろしていたりするので、女性は絶対に近づかないようにしよう。

  • 海外旅行保険には入るべき?

    海外旅行保険には傷害治療費用や賠償責任など様々な補償がついているが、必要以上の補償や保険金が設定されているケースが多々ある。そこでHowTravel編集部では、どのような補償が実際に使われ、どのくらいの保険金が支払われたかを調査し、各社の海外旅行保険を比較し、保険選びのポイントをまとめた。

    特に、ツアーやホテルのネット予約時に勧められた保険や、空港のカウンターで保険に申込んでいる人は、割高な保険に加入している可能性が高い。以下の記事内では無料の海外旅行保険も紹介しているので、是非ご一読頂きたい。

    ➡ 海外旅行保険選びのポイント記事はこちら

    もしもホーチミンで犯罪にあってしまったら

    細心の注意を払いながら観光することでほとんどの犯罪からは逃れられるが、不幸にも犯罪にあってしまった場合は、被害を最小にとどめるためにも迅速な行動が必要だ。



    盗難の場合

    貴重品等を盗まれた場合は、すぐに警察に被害届けを出そう。



    Ho Chi Minh City Police Department
    ■住所:266 Trần Hưng Đạo, Nguyễn Cư Trinh, Quận 1, HCMC
    ■電話番号:+84 8 3836 8426



    パスポートが盗まれた場合

    まずは警察に出向いて盗難を報告し、パスポートが盗まれたという証明書(ポリスレポート)を発行してもらおう。その証明書を持って最寄りの日本大使館に行き、旅券の失効手続きに入る。また、手続きをスムーズに行うためにも、予めパスポートの番号を控えておくと良いだろう。



    在ホーチミン日本国総領事館(Consulate General of Japan in Ho Chi Minh City)
    ■住所:261, Dien Bien Phu Street, District 3, HCMC
    ■電話番号:+84 8 3933 3510

    暴行の場合

    警察に行き、暴行を受けた旨と検査を受けたい意志を伝えよう。ホーチミンでは下記の病院がお勧め。ホーチミンの日本人街に近い、ベトナム初の日系の病院。日々の医療の相談、予防接種から手術まですべて日本人が対応するので安心できる。海外旅行保険のキャッシュレス及びクレジットカード対応可能。



    ロータス・クリニック(Lotus Clinic)
    ■住所:3F, The Lancaster, 22 Le Thanh Ton, District 1, HCMC
    ■電話番号:+84 8 3827 0000

    (Paul ArpsKarl BaronWilliamBlemished ParadisePrince RoyLuu Vu)

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