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ダナンの名物料理5選!お勧めグルメ旅

2017/10/10 更新

細長いベトナムの丁度真ん中に位置するダナン。そんなダナンは日本ではあまり知られていないが、ここ10年ほどでビーチリゾートとして急成長している街でもある。細長い地形のベトナムならではの30キロメートルも続くビーチがあり、美しい海を眺めながらリゾート気分を味わえる。また、一歩街に入れば近代的で美しい建物が立ち並び、その夜景の美しさはベトナムの香港という呼び声も多い。そんな魅力あふれるダナンの料理は、中部らしく北部と南部の魅力がどちらも味わえるようなものが多い。港町なので、魚介類を使った料理もぜひ食べておきたい。

ミークワン(Mì Quảng)

  • 日本では知名度の高くない料理だが、ダナンでは非常にポピュラーな料理だ。麺は平たい米粉麺で、肉やエビなどの具材とたっぷりのハーブや野菜、ナッツが乗っている。ゴマのせんべいが添えられているのも特徴だ。味付けはエビなどの魚介のエキスとヌクマム(ベトナムの醤油)がベースになっていて、酢をお好みで足してよく混ぜながら食べる。食材の旨味と、酸味と、甘みが絶秒にマッチした旨さだ。そしてなんと言っても触感が楽しい。ツルンとした麺と、プリプリのエビ、香ばしいナッツ、そしてパリパリのせんべいと全ての触感がここに集まったような料理である。

  • ブンチャーカー(Bún Chả Cá)

  • ブンチャーは他の地域でも食べられるが、港町ダナンでは魚を使ったブンチャーである「ブンチャーカー」が名物だ。簡単に説明すると、魚のすり身で作ったさつま揚げの入った米粉麺料理である。米粉麺は、少し太めの素麺と言った感じで、プリンとした歯ごたえだ。スープは魚介の旨味がしっかりと効いており、パインやトマト、酢の酸味が爽やかだ。カラリと揚がった魚の揚げ物も程よく味がついていて旨い。そこにシャキッと歯ごたえの残るキャベツなどの野菜が入っており、最後まで飽きることなく食べられる。

  • ベトナム風サンドイッチ(Banh Mi)

  • バインミーといえば、ベトナムで有名なバゲットを使ったサンドイッチだ。ここダナンにも街を歩けばバインミースタンドと呼ばれる屋台がいくつも並んでいる。そして、ダナンではベトナム1と言われるほど美味しいバインミーが食べられるのだ。買う時は人が並んでいるような店で買うと間違いないだろう。中に挟む具材は店によって様々だ。バゲットにレバーペーストを塗り、チャーシューやパクチー、チキン、ミート、サバのフライなど色々な具材が使われる。食べる前に少し炭火で温められたバゲットは、表面はパリッとして中はしっとり。レバーペートが具材を上手くまとめる役割をしており、とにかく旨い。気軽に持ち運べるので、海辺でゆったりと散歩するのにピッタリのランチになるだろう。

  • バンクン(Bánh Cuốn)

  • ベトナムの朝の定番料理バンクン。ダナンにも屋台でよく見かけるが、早朝しか開いてない所が多いので要注意だ。米粉で作られた皮を、さつま揚げや鶏肉、ハーブやレタスと一緒にベトナムの醤油(ヌクマム)と酢の効いたタレにつけて食べる。モチモチの皮は、ツルンとした舌触りで、タレもサッパリとしており、暑い時にも食べやすい料理だ。新鮮なハーブも清涼感があり、スッキリとした味わい。少し食欲が無い時にピッタリの料理だろう。

  • コムタム(Cơm Tấm)

  • ベトナム南部の名物料理コムタムは、様々なおかずをご飯と一緒のプレートに乗って出てくる定食のような料理である。そのバリエーションはとても多く、地域によって味も様々なので、ダナンでもぜひ食べておきたい料理だ。ご飯は砕いた米を使い、サラサラとした軽い歯触りが特徴。メインのおかずは、甘辛いタレにつけて焼いたポークリブやひき肉と卵が乗った物、豚肉の千切りが定番だ。このほかに、店によって鶏の骨に豚ロースを巻き付けて鶏モモ風に仕上げていたり、カリカリのお焦げご飯が選べたりと、それぞれの店の特色がある。値段も手ごろなので、安くてガッツリ食べたい時にオススメの料理である。

  • (Photo by Bùi Thụy Đào NguyênSauceSupreme QSNguyen stu_spivack Christopher Crouzet)