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台湾の一人旅を満喫するお勧めスポットと危険注意事項

2019/10/29 更新

大の親日国である台湾は一人旅にはうってつけの国だ。交通網もしっかり張り巡らされており、治安も良く、女性でも安心して旅行することができる。この記事では、台湾を一人旅(女性の一人旅を含む)する時のオススメポイント、現地の人と交流できるスポット、その他危険情報や問題の対処方法などをまとめてご紹介したい。

台湾一人旅の魅力とは


台湾は、年間を通して温暖な気候で、四季はあるが夏が長く冬は短い。温暖な気候を求めて多くの外国人が訪れる。台北市内はもとより九份や淡水、高雄といった地方都市も台北市内から鉄道や台湾新幹線を利用して日帰りツアーも可能なので、ゆったりと自分のペースで自分の行きたい場所に行き、やりたいことが出来る。全体的に現地民は親日家が多く、とてもフレンドリーな台湾は、一人旅にもお勧め。優しく声をかけてくれる台湾の人々に、一人旅の不安も癒されるだろう。

一人旅は孤独で寂しいという人もいるが、バックパッカー向けのユースホステルやドミトリーなどに泊まれば、世界中から集まる旅行者と知り合う事もできるだろう。日本人の旅行好きの人と友達になったり、英語を使って外国人の人とコミュニケーションを取る良い機会にもなる。

とはいえ海外旅行の一人旅、特に女性ともなると、旅行に対してのハードルが上がるのも事実だろう。まず不安なのは、治安が悪い地域などでのスリなどの犯罪、問題に巻き込まれた時にどうするのかといったトラブルの対処。次に、現地の人とのコミュニケーションの際に用いる言葉や方法。最後に、旅先でのケガや病気、事故などにあった場合の対処が挙げられるだろう。

この記事では、台湾を一人旅する時のオススメポイント、現地の人と交流できるスポット、その他危険情報や問題の対処方法などをまとめてご紹介したい。

台湾一人旅の危険について

治安


台湾の治安は、比較的良いとされているが、人口当たりの犯罪発生件数は日本を上回っており注意が必要。警察当局の統計(2014年)によると、刑法犯認知件数は30万6300件で、このうち、暴力犯罪(殺人、誘拐、強盗、ひったくり、重傷害、脅迫及び強姦)は2289件発生している。日本の場合は、1387件である。

台湾の犯罪発生率は、日本に比べると高いが、アメリカ等の欧米と比較すると犯罪率は低い。欧米諸国よりは安全に旅行を楽しめるだろう。しかし、日本と比べると犯罪率は高いので、旅行中は十分に注意する必要がある。

また、2014年11月、邦人女性が台湾人の台湾人の男に腹部を蹴られるという事件や台北市内の観光スポットである龍山寺や台北101において、中国人スリグループに現金やクレジットカードをすられて、クレジットカードおよびパスポートを不正に使用されたという事件も起きているの自分なりの防犯対策も必要になってくる。

次に、旅行中に犯罪に巻き込まれないように注意したい心がけとしては、
--------------------
・夜の遅い時間に一人で徘徊しない
・暗い裏通りやスラム街に近付かない
・高級品を身につけたり、派手な格好をしない
・観光地で日本語で話しかけてくる人に気を付ける
・後ろのポケットに財布を入れない
・不審なタクシーを利用しない
・大金を持ち歩かない
・日本人同士で大きな声を出して歩かない、目立たない
--------------------
といったことが挙げられるだろう。

特にタクシーの乗車には気を付けよう。台湾のタクシーの中にも、メーターの操作や、遠回り、短距離客の乗車拒否等を行う者もおり、更には乗客を脅して金品を奪ったり、女性を遠方に連れ去り暴行を加えたりするような悪質な運転手もいる。



特に夜間は危険なので、女性一人でのタクシー利用はなるべく避け、男性の場合でも、例えば、深夜に一人で郊外へ行くような場合には、タクシーの利用は避けることを心掛けたい。どうしても深夜に乗る必要がある場合には、最寄りの警察派出所に赴き、タクシーを呼んでもらおう。これらを守れば、台湾旅行は有意義で楽しいものとなるだろう。

病気やケガ等のトラブル

旅行に行く際には、病気やケガにも注意したい。旅行前には必ず海外旅行保険に加入しよう。年会費無料のクレジットカードなどでも海外旅行保険が自動で付いているものもあるので、積極的に利用したい。

台湾であれば、英語と日本語が利用可能な病院がある。外国人でも気軽に利用出来る病院として、台安病院や台湾大学付属病院が有名である。どちらの病院も電話で日本語対応を行ってくれるので、仮に旅行中にケガや病気を患ったとしても安心して治療を受けることは出来る。また都心部にはたくさんのドラッグストアがあるので、薬などを購入することも可能だ。

台湾一人女子旅の注意点

台湾への旅行は、上記のような点に注意すれば、基本的に女性一人でも問題無いだろう。強姦などの性犯罪率についても、他の欧米諸国と比べると低いため、比較的巻き込まれにくいと言えるだろう。

これは男性にも言えることだが、台湾は車バイクの交通量が多く、結構なスピードで人の群れをの中を追い抜いて行ったり、横から飛び出して来たりするケースがよくあるので、交通事故に合わないように常に外を歩く際は注意したい。

海外旅行保険は必要?

一人旅には危険がつきものであり、できれば海外旅行保険に入りたいところだが、1日最低でも300円程度する保険は馬鹿にならない支出だ。また、そもそも海外旅行保険の多くは最大31日しか加入できないものがほとんどで、長期の一人旅向きではない。

一人旅をする旅人にHowTravel編集部がお勧めするのが、海外旅行保険が付帯されたクレジットカードだ。知らない人も多いが、実はクレジットカードには海外で事故や事件にあった場合や病気になった場合の保険がついている。また、保険日数も最大90日間程度のものが多く、一人旅向きなのだ。

旅慣れた人の中では知られた話ではあるが、海外旅行時に絶対もっておきたいクレジットカードはエポスカードだ。年会費永年無料で、海外旅行保険が自動付帯となっている。現地で何か事故や事件にあった際、世界38都市の日本語対応デスクでサポートを受けることもできる。補償範囲は病気やケガから、携行品の盗難や破損まで幅広い。最高2000万円まで補償(補償内容はこちら)。一般の旅行保険に入ることが馬鹿馬鹿しくなるほど手厚い。

➡ エポスカードのウェブページはこちら
➡ 海外旅行保険選びのポイント記事はこちら

①夜の過ごし方


一人旅の夜は自由に楽しもう!

台湾といったら夜市や映画「千と千尋の神隠し」の舞台で有名な九份が思い浮かぶが、台湾も日本に負けないほどナイトクラブ、バーなど夜遊びが出来るスポットが盛り沢山である。一人で行くには少し勇気がいるかもしれないが、せっかくの旅行なので、積極的に足を伸ばそう。

厳選!お勧めナイトスポット2選!

  • Room18(ルーム18)

    多くの飲食店が入る「Neo19」の地下にあるルーム18.台北のクラブの中で1位、2位を争う有名クラブ。おしゃべりを楽しみたい人や踊りを楽しみたい人、お酒をゆっくり楽しみたい人、どんな目的にも利用しやすいクラブになっている。Room18は2001年にオープンし、その歴史は10年以上にもなる老舗クラブ。オープン後、多くの台北の若者の支持を得て、今では台北のナイトクラブの代表的存在になっている。ここルーム18は、台湾のマルチタレント庹宗康(トゥ・ゾンカン)がオーナーが務めていることでも有名で、今でも芸能人の友人や後輩を連れて店に来ることがあるそう。運が良ければ、芸能人にぱったり遭遇できるかもしれない。また老舗クラブだからこその落ち着いた雰囲気もあり、一人でもゆったりと満足した時間を過ごせるに違いない。

    ■住所:110 Taipei City, Xinyi District, Songshou Rd NEO19
    ■電話番号:+886 975 823 972

  • Brown Sugar(ブラウンシュガー)

    Neo19の近くに位置しているが、華やかで賑わいでいるエリアからは少し奥に入った所にあるので静かでゆったりとしたひと時を過ごせるライブバー。本格的なジャズを聴きながらお酒を飲むことが出来る。ジャズを歌うシンガーは、国外でパフォーマンス経験があり、歌の実力は素晴らしい。また、お酒を楽しめるだけではなくここのバーではライブ前に高級志向で本格的な料理も提供しており、その味も逸品である。食事と食べながら色々な人たちとの会話を楽しもう。

    ■住所:No. 101, Songren Rd, Xinyi District, Taipei City
    ■電話番号:+886 2 8780 1110

②現地の人と交流しよう!


現地の人と交流するのも旅の醍醐味だ。言葉については、台湾では中国語が普及している。台湾人が話す中国語と中国本土で話させれている中国語は少し異なり、中国語の声調は4声、台湾は8声である。台湾語は中国語より難しいイメージを持つが、日本文化の影響を受けている言葉も多く、「ライター」や「オートバイ」などは日本語と同じ発音なので、是非現地人と話す際は話題にしてみると面白いだろう。

親日家も多く、明るくて親切な人が多い。フレンドリーなので、日本人よりもボディタッチをする人もおり、日本人男性は少し勘違いしてしまう可能性もあるかもしれない。外国人に対しては壁を感じている人も少なく、表情豊かな国民性である。回りくどいところがなく、ストレートに言葉を発するので、一本気な性格の日本人とは性格が合う。お喋り好きでフレンドリーの台湾人なら気軽に誘ってみても良いだろう。

注意点

台湾人は気さくで話やすい一方、非常に自己主張が強く気が荒い一面もある。自己主張が弱い日本人がターゲットにされ、現地で嫌な思いをしたという人もいるので、注意が必要である。悪口を言ったり、罵ったりすると、ケンカになるので注意すること。

厳選!現地の人と仲良くなれるスポット!

ハードルがそこまで高くなく、現地の人との交流が楽しめるスポットをご紹介。
  • 士林夜市

    台湾台北市士林にある観光夜市。常設店舗の前などの路上に小吃と呼ばれる飲食物や衣料品、生活雑貨、遊戯などの様々な屋台が出店し、多くの来客で賑わう。日本人観光客も多く訪れることから、多くの店では日本語が通じ、日本語のメニューも用意してある。様々なお店が軒を連ね、アジアっぽい雰囲気を存分に楽しめる。気さくで話しかけやすい店員さんも多く、この機会に値段交渉も含めて話しかけてみるのも良い。

    ■住所:台北市大東路、基河路周辺
    ■電話番号:+886 2 2881 5557

  • 九份

    多くの観光客が訪れる台湾の人気スポット九份。九份に行くお勧めの時間帯は、夕暮れ前。夕暮れから日が暮れる間が最も幻想的な雰囲気を醸し出している。あまり遅くに行ってしまうと店が閉まっていることがあるので注意が必要。観光エリアであり、日本人客が多いことも知られているので、台湾の中でも特に親日的な台湾人が集まっている。飲食店やお茶屋さんでは日本語を交えつつ話しかけられることも。

    ■住所:九彬, 224 台湾 新北市 瑞芳区

    九份のお勧めスポットや行き方はこちら

③他の旅人と交流しよう!一人旅にお勧めのホテル


他の旅行者との交流も一人旅の醍醐味だ。旅行者同士オススメスポットを共有してみても良い。友人になって、旅の情報をシェアし交流を深める機会にしたい。そして、また別の機会に会いに行ってもよいだろう。

注意点

ユースホステルや、ゲストハウス、ドミトリータイプのホテルでは盗難に注意しよう。この記事では個室ホテルのみ紹介する。

厳選!旅人と仲良くなれるホテル2選!

  • CU Hotel Taipei(CU ホテル 台北)

    大同に位置しているこのホテルは、国立台湾博物館、孔子廟から2キロメートル圏内で、中正記念堂および華西街も5キロメートル圏内にある。レストランや旅の疲れを癒すフィットネスセンターなどを完備。もちろん、全室無料Wi-Fiである。また、ホテルの近くにはレストランやショッピングを楽しめる場所も多く、現地の雰囲気を感じながら旅を満喫出来るホテルになっている。

    ■住所:台北市民生西路198号
    ■電話番号:+886 2 2558 5500
    ■予算:3000円-

  • Mai Hotel Nanjing(マイ ホテル 南京)

    中山に位置するこのホテルは、観光地である袖珍博物館、中正記念堂、国立台湾博物館から3キロメートル 圏内で、台北101および国父紀念館も徒歩圏内にある好立地ホテル。併設しているレストランやコーヒーショップ、カフェは開放的で、旅行者とも気軽に会話出来る空間になっている。また、コンピューターステーションがあり、旅先の情報を簡単に調べられる。無料Wi-Fiも完備している。

    ■住所:10485 台湾台北南京東路二段163號
    ■電話番号:+886 2 2503 5511
    ■予算:8000円-

④移動手段やグルメについて

移動手段を使いこなす!

■台湾タクシー
台湾タクシーは、ボディは黄色く塗られており屋根に「計程車」(ジーツェンツァー/jì chéng chē)か「出租汽車」と表示されている。初乗りは70元(約210円)と日本に比べて安く、誰でも気軽に利用出来るのが魅力。その後250mごと、または時速5km以下で1分40秒ごとに5元(約15円)ずつ加算されていくシステムになっている。「初めてのタクシーは怖い」という人は、ホテルでフロントの人に呼んでもらうか、レストランで店員の人に呼んでもらうと記録も残るので安心。日本語が出来る運転手もいるが、目的の場所を紙に書いて示した方がベター。

■メトロ
メトロは台北市内を10路線が走る。運賃は20元から60元(約60円から80円)。運行間隔はラッシュ時で3から4分、日中は4から8分間隔で運行。本数が多いので時刻表がなくても不便に思うことはない。全ての駅に自動券売機があり、タッチ画面に沿って行けば購入画面に進むことが出来る。お金を入れると、切符(トークンと呼ばれるもの)が出てくるので、その切符をタッチするとホームに行くことが出来る。

また、短期旅行者には有効期間内であれば、何度でもメトロ、台北連営バスや新北市轄バスを利用出来る1日チケット台北観光パスポートやメトロ一日乗車券、24時間チケットなどがお勧めだ。ただ注意したい事として、メトロ車内は飲食禁止になっている。ペットボトルの飲料を飲んだり、ガムを噛んだり、アメを舐めたりすると罰金1500元(約4500円)を徴収されてしまうので、日本にいる感覚で飲み物を飲んだり、食べものを食べたりしないにしよう。



その他の移動手段については台湾旅行の費用、予算とモデルプラン台北の交通情報をご紹介!を参照のこと。

グルメを食べつくそう!

グルメについては台湾旅行の費用、予算とモデルプラン台北の名物料理10選!お勧めグルメ旅を参照のこと。

お勧めのホテル選び方法

後悔しないホテルの選び方

これまで70カ国以上を旅した経験を持つHowTravel編集部がお勧めする、ホテル選びにおける要チェックポイントは、「立地」と「口コミ」と「料金」の三つだ。

まず第一に検討すべきはホテルの立地だ。ホテル自体の評価が悪くない場合でも周辺の治安や観光地へのアクセスが良いとは限らない。

次にチェックすべきなのは口コミと価格だ。観光の拠点に最適なエリアで、自分の予算に合った口コミ高評価ホテルを見つけられれば、最高の旅行は半分約束されたようなものだ。

なお、数あるホテル予約サイトの中でも、エリアにこだわるのであればBooking.comが圧倒的に探しやすい。地図上からホテルを探すことができるため、是非活用して欲しい。またBooking.comは世界最大のホテル予約サイトでもあるので、取扱件数・口コミ・信頼性どれもこれ以上はない。

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