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【シンガポールのホテル】避けるべき危険地区の解説・お勧めホテル紹介

2019/10/29 更新

世界有数の観光地であるシンガポールだが、一つエリアが変わると危険地域などもあるため注意が必要だ。また、観光エリアから離れたホテルを予約してしまうと、帰り時間を気にしてシンガポールの夜を楽しむことができなくなってしまう場合もある。せっかくのシンガポール旅行、ホテル選びに失敗して台無しなんてことはないようにしたい。この記事では、ホテル選びをするうえで絶対に避けた方が良い危険エリアと、観光拠点としてお勧めのエリアについて解説する。

適当に人気のホテルを予約するでは危険かも

①後悔しないホテルの選び方

これまで70カ国以上を旅した経験を持つHowTravel編集部がお勧めする、ホテル選びにおける要チェックポイントは、「立地」「口コミ」「料金」の三つだ。

まず第一に検討すべきはホテルの立地だ。ホテル自体の評価が悪くない場合でも周辺の治安や観光地へのアクセスが良いとは限らない。特にシンガポールは観光スポットが点在している。特定の観光地の近くでも良いし、この記事で紹介しているような街歩きが楽しいエリアでも良いが、どのあたりに宿泊したいのかを決めよう。

次にチェックすべきなのは口コミと価格だ。観光の拠点に最適なエリアで、自分の予算に合った口コミ高評価ホテルを見つけられれば、最高のシンガポール旅行は半分約束されたようなものだ。

この記事では、これらステップに従って、危険エリアと観光拠点に最適なエリアの紹介、そして口コミ高評価のお勧めホテルを料金別に紹介する。

②ホテル予約サイトはどこを利用する?

HowTravel編集部では、基本的にExpediaでのホテル探しをお勧めしている。大手海外ホテル予約サイトとして、Expedia、Hotels.com、Booking.com、Agodaなどが比較されるが、まずExpediaとHotels.comは同じ会社が運営しており、予約できるホテルもほぼ同じだ。また、Booking.comとAgodaも同じ会社が運営している。

Booking.comはゲストハウスやホステル、ホームステイなども掲載しており、予約可能件数は世界最大だが、旅慣れていない場合は選択肢に入らない宿泊施設も多い。ホテルのみを掲載しているExpediaを利用することで、一般的にイメージされる"ホテル"の中から宿泊先を選ぶことができる

旅慣れた人や、ホテル以外も候補として考えている人、最安値を予約したい人はExpediaとBooking.comを相互比較するのがお勧めだ。世界二大予約サイトなので安心して利用して欲しい。

➡ Expediaの公式サイト

➡Booking.comの公式ページはこちら

③できれば避けたいシンガポールの危険エリア

  • リトルインディア

    殺人事件や暴動なども発生し、現地の人もあまり近づかない地域。週末になると外国人労働者やインド系の人々で非常に混雑し、スリや盗難などが横行する。特に夜は危険。女性のみで訪れるのは絶対に避けたい。

    ゲイラン地区

    安いホテルや美味しいB級グルメも多く、下町の雰囲気が漂う面白い場所だが、シンガポール唯一の売春街であり、地元でも治安が悪いことで有名。シンガポールでは売春は合法なため政府により管理されているが、中には当然違法なお店もある。特に、女性のみで訪れるのは危険だ。旅行慣れしていない人はこの地区でホテルを取る事は避けた方が無難。

  • ④観光の拠点にするのに最適なエリア

  • クラーク・キー周辺

    クラーク・キー周辺は、シンガポールきっての夜遊びスポット。シンガポール川の周辺に夜遅くまで営業しているバーやレストラン、エンターテイメントがひしめいており、一晩中飽きる事がない。ナイトスポットが多い地区としては珍しく、治安は悪くない。

    日中にシンガポールをあちこち観光した後に、クラーク・キーで夜の時間を満喫するコースがおすすめ。近くにホテルを予約しておけば、夜まで遊んでも安心だ。色とりどりにライトアップされるシンガポール川の美しさをぜひ堪能しよう。
    ➡ クラークキー周辺のホテル一覧はこちら

  • クラーク・キー周辺のお勧め格安ホテル①: ホテル ベンクーレン アット ホンコン ストリート


    ホテル ベンクーレン アット ホンコン ストリートはクラークキー、ロバートソンキー、ボートキーからわずか400メートルの場所に位置する好立地が魅力のホテルだ。駅からもすぐの距離で、セブンイレブンも近い。周りにはバーやレストランなどが多く、夜の街を楽しむのにうってつけだ。繁華街の中のホテルといった雰囲気だ。

    それでいて、防音性もしっかりしているので夜でも騒がしくないのが嬉しい。

    ホテル ベンクーレンといえば、シンガポールに幾つも展開するホテルチェーンであり、中でもこのアット ホンコン ストリートはかなり新しいホテルだ。設備が最新なのはもちろんのこと、隅々まで清掃も行き届いていて清潔そのもの。古いホテルでは壁が薄かったり、天井が低かったりということもあるが、このホテルではそんなこともなく快適そのもの。

    ラグジュアリーなホテルではないが、シンガポールの街歩きやナイトスポットを楽しみたいという人は絶対お勧めできるホテルだ。

    ■価格帯: 1万円前後
    ■ホテルランク: 四つ星
    ■アクセス: Clarke Quay駅から徒歩3分
    ■その他: バスアメニティ有り、歯ブラシ有り、歯磨き粉有り、スリッパ有り、ヘアドライヤー有り

    ■口コミ: 口コミをみる

    ■予約: Expediaで予約するBooking.comで予約する

    クラーク・キー周辺のお勧め高級ホテル②: スイスホテル マーチャント コート シンガポール


    クラークキー周辺のラグジュアリーホテルといえばこのスイスホテル マーチャント コートだ。ホテルには滑り台付きの巨大なプールがあり、ここが大都会シンガポールの中心にあるホテルだということを忘れさせてくれる。また、24時間使えるジムや外貨両替サービスもあり、旅行者が求めるものは全て揃っている。

    客室からはシンガポールの夜景やシンガポール川をみることができ、特に夜にはシンガポールの美しい景色を堪能できる。シンガポールの街歩きもラグジュアリーな雰囲気もどちらも楽しめる贅沢なホテルだ。

    クラークキー駅にほぼ隣接しており、アクセスは抜群。シンガポール・チャンギ国際空港から車で20分程度なので、タクシーを利用しても良いだろう。


    ■価格帯: 2万円-
    ■ホテルランク: 五つ星
    ■アクセス: Clarke Quay駅から徒歩3分
    ■その他: バスアメニティ有り、歯ブラシ有り、歯磨き粉有り、スリッパ有り、ヘアドライヤー有り、コーヒー・紅茶メーカー有り

    ■口コミ: 口コミをみる

    ■予約: JTBで予約するExpediaで予約するBooking.comで予約する

    ➡ クラークキー周辺のホテル一覧はこちら


  • セントーサ島

    ユニバーサル・スタジオ・シンガポールやメガシップ・アトラクション・パーク、水族館といったレジャー施設が集まったセントーサ島には、もちろん宿泊施設もある。シンガポールきってのリゾート島という事で治安もよく、高級ホテルも多く居並ぶ。周りは美しいビーチや観光スポットだらけ。時間を忘れて思い切り観光を楽しむ事ができる。特に、家族連れやカップルにお勧めの地区だ。なお、この地区には格安というジャンルのホテルというのは一切存在しない。

    ➡ セントーサ島のホテル一覧はこちら

  • セントーサ島のお勧め高級ホテル①: ソフィテル シンガポール セントーサ リゾート & スパ



    シンガポールのリゾートを楽しみたいのであればソフィテル シンガポール セントーサ リゾート & スパがイチオシだ。セントーサ島の中央部、南シナ海に面した立地で、都会の喧噪を忘れてビーチリゾートを堪能することができる。セントーサ島を象徴するタンジョンビーチが目の前だ。

    スパ&マッサージはもちろんのこと、スポーツ、ダンスといったアクティビティもあり、ホテル内と目の前のビーチだけで一日中時間を使うことができる。

    周りに店はないが、ホテル内には4件ものレストランとバーが入っているため問題ない。また、市内中心部からホテルまではタクシーで15分の距離なので心配ご無用だ。洗練された高級リゾートでのんびりした贅沢な時間を味わって欲しい。


    ■価格帯: 3万円前後-
    ■ホテルランク: 五つ星
    ■アクセス: チャンギ空港からタクシーで約25分 ※ケーブルカーやシャトルでもアクセス可能
    ■その他: バスアメニティ有り、歯ブラシ有り、スリッパ有り、ヘアドライヤー有り、アイロン有り、無料シャトル有り

    ■口コミ: 口コミをみる

    ■予約: JTBで予約するExpediaで予約するBooking.comで予約する

    セントーサ島のお勧め高級ホテル②: リゾート・ワールド・セントーサ・ビーチ・ヴィラ



    リゾート・ワールド・セントーサ・ビーチ・ヴィラはユニバーサル・スタジオ・シンガポールやシーアクアリウムのあるリゾート・ワールド・セントーサ内にあり、ビーチまでも徒歩8分と、シンガポールのアミューズメントを楽しみ尽くしたい人にもってこいのホテルだ。

    このホテルのウリはなんといっても海に面したプール付きのヴィラと、水族館に面した寝室だ。特に、後者は度々日本のテレビでも取材されているため、見たことがある人も多いだろう。オーシャンスイートルームの地下寝室のガラスからは約5万種もの魚をはじめとした海洋生物を見ることができる。

    このオーシャンスイートルームは一部屋15万円程度なので、二人で宿泊すれば一人7万円程度と、日本の高級ホテルとさほど変わらない価格だ。一生に一度と思って宿泊してみてはいかがだろうか。


    ■価格帯: 10万円-60万円(オーシャンスイートは15万円程度)
    ■ホテルランク: 五つ星
    ■アクセス: チャンギ空港からタクシーで約25分 ※ケーブルカーやシャトルでもアクセス可能
    ■その他: バスアメニティ有り、歯ブラシ有り、スリッパ有り、ヘアドライヤー有り、アイロン有り

    ■口コミ: 口コミをみる

    ■予約: Expediaで予約するBooking.comで予約する

    ➡ その他のセントーサ島のホテル一覧はこちら


  • マリーナ地区

    シンガポール観光の名所であるラッフルズホテルから、マリーナベイホテルまで続くマリーナ周辺の地区は、シンガポール随一の高級ホテルが立ち並ぶエリアだ。先に紹介した、クラークキー周辺がシンガポールの下町、セントーサ島がリゾートだとすると、このマリーナ地区はホテルとショッピングの街。友達との旅行やカップルでの旅行にお勧めの地区だ。シンガポーのメインストリートともいわれるオーチャードロードへのアクセスも良い。

    ➡ マリーナ地区のホテル一覧はこちら

  • マリーナ地区のお勧め高級ホテル①: ラッフルズ・ホテル



    日本におけるシンガポールのホテルといえばマリーナベイサンズだが、世界的には間違いなくラッフルズがシンガポールで最も有名なホテルだ。

    ラッフルズは1887年に開業した歴史あるホテルであり、かつて「スエズ以東でもっともすばらしい施設」とも呼ばれ、世界に名をはせた。1989年に全面改装が行われたが、建物の根幹部分とコロニアル様式の外観は植民地時代から変わっていない。

    ラッフルズは観光名所にもなっており、宿泊者以外にも数多くの観光客がこのホテルを訪れる。観光客のお目当ての一つが、かの有名なカクテル、シンガポール・スリング。ここ、ラッフルズで作られたものが世界に広まったのだ。

    植民地時代から続き、大戦時には日本軍に接収されるなど、シンガポールの歴史の証人たるこのホテルで一晩を過ごしてみてはいかがだろうか。

    ■価格帯: 5万円-
    ■ホテルランク: 五つ星
    ■アクセス: City Hall駅から徒歩2分
    ■その他: バスアメニティ有り、歯ブラシ有り、スリッパ有り、ヘアドライヤー有り

    ■口コミ: 口コミをみる

    ■予約: JTBで予約するExpediaで予約するBooking.comで予約する

    マリーナ地区のお勧め高級ホテル②: マリーナベイサンズ


    マリーナ地区の新名所として2012年に誕生したリゾートホテルマリーナ ベイ サンズは、宿泊はもちろん世界規模のカジノやショッピングも満喫できる一大観光スポットだ。ラスベガスでカジノを運営するラスベガス・サンズが開発し、施工は日本企業の双竜建設であることも知られている。3棟のタワーからなり、それぞれの屋上をつないでできた空中庭園内の屋上プール「インフィニティープール」は新たなシンガポールの象徴との呼び声も高い。

    独特な浮遊感を楽しめる天空のプール

    57階にある屋上プール「インフィニティプール」は、シンガポールの絶景を堪能できる天空の楽園と呼んでも良いだろう。水際と空との境界線が混ざり合い、空を泳いでいるような気分が味わえる。夜はライトアップされ、夜景を堪能することもできる。宿泊者のみ利用可能なので要注意(無料)。

    世界最大規模のカジノを満喫

    世界規模を誇るゴージャスなカジノは24時間営業中。約500台のテーブルゲーム、1600台以上のスロットマシーンを完備し、6種類のゲームを楽しむことができる。約ホテル宿泊者でなくても入場できるので、一度は足を踏み入れてみたいスポットだ。入場の際はパスポートを忘れないように。ドレスコードはそれほど厳しくないが、サンダルやショートパンツはNG。

    ショッピングモールでお土産購入も

    マリーナ ベイ サンズ内には巨大ショッピングモール「ショップス・アット・マリーナ・ベイ・サンズ」が広がり、ショッピングやお土産探しにもぴったり。人気ブランド店からギフトショッップまで300店以上が軒をつらねている。

    お手頃な宿泊プランもあり


    3つのタワーからなり、客室数は2500室以上。「デラックスルーム」や「プレミアルーム」等複数のタイプが存在する。高級なイメージも定着しつつあるが格安ツアーも組まれており、料金は季節やイベントによっても変動。庶民からセレブまで多くの人にも利用されている。2016年5月からは「ファミリールーム」も登場し、家族旅行客にも利用しやすくなった。

    フードコートから本格レストランまで

    チェーン店から高級店まで、施設内各地にあらゆる飲食店が営業している。地下2階にあるフードコート「ラサプラ・マスターズ」は24時間営業で、ご当地グルメや世界中の料理をいつでも楽しめるのがポイント。屋上プールに隣接されたバー&レストラン「クデタ」や、タワー1のL57にある展望レストラン「スカイ・オン57」で贅沢なひと時を過ごすのも一興だ。

    シンガポールの人気スポットを眼下に

    地上200メートルの高さからシンガポールを一望できる「サンズ・スカイパーク」も抑えておきたい観光スポット。タワー3の地下1階でチケットを購入し、専用のエレベーターで入り口まで直行できる。シェントン・ウェイやマーライオンなどの人気スポットも一望できるのが魅力的。

    水と光が織りなす独特のショー

    湾に面した場所にあるイベントプラザで毎晩開催されている水と光が織りなす壮大なショー「ワンダー・フル」も一見の価値あり。空中庭園から放たれるレーザーがシンガポールの空をドラマチックに飾り、水のスクリーンには幻想的な映像が映し出される。ショーの開催時間は約13分。早めに到着して席を確保しておこう。


    ■価格帯: 4万5000円-
    ■ホテルランク: 五つ星
    ■アクセス: Bayfront駅から徒歩1分
    ■その他: バスアメニティ有り、歯ブラシ有り、スリッパ有り、ヘアドライヤー有り

    ■口コミ: 口コミをみる

    ■予約: Expediaで予約するBooking.comで予約する

    ➡ その他のマリーナ地区のホテル一覧はこちら

    最後に

    この記事内で紹介しているホテルは、口コミ高評価の中から、立地、設備、サービス、価格などを複合的に分析したもので、当然ながら各地区で最も人気があるホテルが多い。数か月も先だとしても予約でいっぱいということもあるので、旅行を予定している日付で空室があればとりあえず予約しておくことをお勧めする。とりあえずキャンセル無料のプランで予約しておき、ゆっくりと他のホテルと比較しながら検討を進めよう。

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