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ヤンゴンで食べられるミャンマーの名物料理5選!お勧めグルメ旅

2017/10/10 更新

ミャンマーの現在の首都はネピドーであるが、昔の首都はヤンゴンであった。中国、タイ、インドなどの他東南アジアの諸国に囲まれていて、ミャンマー人の他にも中国やインドなどからの移民が多い国であることから、料理にもその影響が多くある。インドのカレーほど香辛料の量は多くないが、米とともにカレーが中心に食べられている。その他には中華料理の野菜炒めのようなものも多くあり、油を大量に使って調理されるのが特徴である。

モヒンガー(Mohinga)

  • ミャンマーの名物料理といったら、まずあげられるのがこのモヒンガーである。ナマズなどの魚からとっただしが入ったスープに、そうめんほどの細さの米粉麺を入れ、トッピングにゆで卵や天ぷらのような揚げ物を入れ、さらにスープの生臭さを消すために、ライムやパクチーなどを入れて食べる。それでもやはり生臭さが少し残ることから、好き嫌いが大きく分かれる料理である。レストランでも、屋台でもどこでも食べられる国民食なので、一度はトライしてみたい一品である。

  • ヒン (Hin)

  • ヒンとは、ミャンマーではおかずの意味を表し、またミャンマー風のカレーという意味も表す。鶏肉のヒンは「チェッターヒン」、羊のヒンは「サッターヒン」と呼ばれ、鶏肉、羊肉、魚などの入っている具によって名称が変わる。それぞれの具材が、ターメリック、クミン、トウガラシ、ナンプラーなどのスパイスなどで味付けされており、主に米と一緒に食べる。インド料理ほど辛いスパイスは入っていないので、それほど辛くはないが、油が多く使われるので、食べ過ぎには要注意だ。

  • トウッ(Thou)

  • トウッとは(アトウとも呼ばれる)、トマトやまだ熟していない甘くないマンゴーやパパイヤ、生姜、タマネギ、トウガラシなどの野菜に豆の粉、塩、ナンプラーなどのスパイスを加えた、サラダ風にあえた料理である。その他にも違う種類の野菜が使われることもあり、入っている材料によって名称が変わる。例えば、トマト入りのサラダは「カヤンチンディートウッ」、ポテトサラダは「アールートウッ」になる。さっぱりしたものが使われ、油が多く使われるミャンマー料理と一緒に食べるのにおすすめの一品である。

  • アチョ (Acho)

  • アチョとは揚げ物を意味し、ヤンゴンの屋台、レストランどこでも気軽に食べられる。揚げ物の種類は幅広く、エビ、ナマズ、蟹、バナナ、豆、豆腐、ひょうたんなどがある。ミャンマー人は揚げ物が大好きで、食事としてモヒンガー(ミャンマーの麺料理)に天ぷらのようにトッピングとして入れたり、お菓子のように小腹が空いた時などに食べる。屋台の衛生環境はあまり良くないので、食べ慣れていない人はつまむ程度にしておいた方がいいだろう。

  • ラペトゥ(Lahpet)

  • ラペトゥとは、発酵させた茶葉、干しエビ、キャベツ、トマト、揚げたピーナッツ、ニンニク、トウガラシ、ライムなどの材料とピーナッツオイルを和えたものである。ミャンマーの国民食であり、お茶を飲む際につまむものとして、結婚式などの行儀ごとには必ずお茶とともに出される一品である。以前は家でくつろいでいるときに食されるものであったが、最近ヤンゴンでは、このラペトゥに入っている揚げたニンニクや豆を、茹でたトウモロコシや蒸したピーナッツに変え、プラスチックのバッグに詰めて街角で販売しあている。

  • (Photo by Justin VidamoGary Stevens Vera & Jean-Christophe Charles Haynes lelebella sstrieu)