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マラッカの名物料理5選!お勧めグルメ旅

2017/10/10 更新

マレーシアの古都マラッカは世界遺産に登録されている歴史の街である。インドネシアのスマトラ島から渡来したパメスワラ王子が初代国王で、1396年に建国された。その後マラッカは16世紀以降ポルトガル、オランダ、イギリス、日本と数多くの国から占領された過去を持っている。そのため様々な文化が入り乱れており、料理にも同じようなことが見受けられる。例えば麺料理の場合、他の地域と同じ料理だが麺の種類が違うということが多い。中華要素も多く取り入れられていて、日本人の味覚に、も合う料理が多数存在する。

フライドオイスター(Fried Oyster)

  • マラッカで屋台群があったとしたら必ず目にすることができるとフライドオイスター。同じマレーシアのクアラルンプールだけでなくシンガポールからも国境を渡って食べに来るという人も少なくないほど、人気の料理である。屋台なので新鮮さを危惧する方も多いが、きちんと調理されているのいでほとんど問題ないと言ってもいい。味付けは店によって異なり、マラッカの人はパクチーをたっぷり乗せるといった食べ方が多い。カキを炒める際に油煙が大量発生するのも特徴的である。

  • ヒーキャオミー(魚鮫麺)

  • ヒーキャオミーとは、はんぺん入りの麺料理のことである。ヒーキャオというのが魚の練り物を意味する。外国人向けに分かりやすくフィッシュボールヌードルと記載されているところもある。マラッカではおなじみの料理で至る所で発見できる。日本のラーメンのように味付けは多数あるため日本でいうチャーシューメンのチャーシューがはんぺんになり味付けが様々と言った想像をするとわかりやすい。麺も様々で黄色いたまご麺やタォフンといった歯ごたえのある麺、日本でもおなじみのビーフンなどがあり、自分好みにアレンジできる店が多い。

  • イーチャコエ(油條)

  • イーチャコエは、歯ごたえの良い棒状の揚げパンのような食べ物で、単品で頼むことはあまりない。マラッカではよくおかゆにトッピングして食べることが多いが、紅茶やコーヒーのお供として食すのもよい。イーチャコエを揚げるのが上手な店だとカリッとした食感がたまらない。中に小豆を入れている店も多い。単品で頼んでももちろん構わないのだが他の物と一緒に頼むというのがマラッカの暗黙の了解となっている。

  • タンドリーチキン(Tandoori Chicken)

  • マラッカではタンドリーチキンをよく目にすることができる。東南アジアは鳥料理が多いが、マラッカも例外ではない。タンドリー窯の強火で一気に焼き上げているため、中には旨味が閉じ込められている。部位はモモ肉とムネ肉から選択することができる。柔らかい肉を食べたいという人はモモ肉、カロリーを抑えたいという人はムネ肉を注文しよう。ナンとカレーと一緒に頼むと、カレーの香辛料がさらに食欲を増強してくれるだろう。

  • タンカビーフヌードル(東甲牛臑麺)

  • タンカビーフヌードルは日本でいう牛肉ラーメンである。タンカというのは、この料理の発祥地であるマラッカ南隣の街の名前だ。タンカの近隣であるマラッカではよく見られ、牛肉だけでなく数種類のホルモンを入れているところもある。麺は黄色いたまご麺、ビーフン、クェテヤオ(きしめん)などから選ぶことができる。スープは日本のラーメン同様、様々な種類がある。見た目はこってりしているが食べやすいので試してみては。

  • (Photo by Caitriana Nicholsonjipe7 Lisa Pinehill Dal Lu William Andrus Yosomono)