本メディアでは一部、事業者から商品やサービスの広告出稿を受け収益化しています

西安旅行のおすすめ観光スポット5選!

2017/10/10 更新

初めて西安に訪れるなら、まずはこの定番スポットをチェック。 絶対行くべき定番スポットを厳選した。西安は、歴史上最も多くの11の王朝の都となり、シルクロードの起点として栄えた。中国文明の発祥の地としても有名で、秦の始皇帝によって建てられた万里の長城や歴史遺産にもなっている兵馬俑、西安のシンボルである大雁塔、6000年以上の歴史がある半坡遺跡の博物館など、西安の歴史や文化を知ることができる魅力的な観光地である。西安には、あらゆるところに史跡が点在しているため、歴史的背景を肌で感じることができる名所がたくさんあるのだ。

秦始皇兵馬俑博物館

  • 兵馬俑は、陶等で造られた将軍や兵士の人形を指し、始皇帝がかつて地下に配置した近衛軍団である。約2000年もの年月の間、地下に眠っていた兵馬俑が発見され、現在も一部の兵馬俑の発掘が続いている。秦始皇兵馬俑博物館では、始皇帝を守るために設けられた秦の軍団がそのまま再現されており、当時の様子や高い製造技術を見ることができる。中には実物大の兵馬俑もあり、それぞれ異なった表情の兵馬俑を見ることができる。当時の兵馬俑坑の大きさや兵馬俑の数の多さに圧巻させられる観光名所である。

  • 西安の城壁

  • 西安古城壁は、世界最大の古代城壁として有名であり、周囲が1万3912メートルもの巨大な城壁である。唐の時代にシルクロードを通じて、中国の文化や陶磁器、お茶などが世界に伝えられるが、その際に敵から街を守るために城壁が建てられた。城壁は東西南北に設けられ、城壁の長さは約14キロメートルもあり、シルクロードの東の起点には西城門がある。また、西安最大の西門はシルクロードの発着点にもなっている。夜になるとライトアップされるため、昼間とは異なった雰囲気の城壁を楽しむこともできる。

  • 大雁塔

  • 大雁塔は、大慈恩寺の境内に建つ西安のシンボルにもなっている塔で、648年に玄奘三蔵法師の希望で建てられた。現存する大雁塔は、一部であるが一番上まで上ることができる。玄奘三蔵法師は、インドへ渡り般若心経を持ち帰って、この大雁塔に経典を保存したと言われている。大雁塔には、多くの経典や仏具を初め、旅行中に記録した天文や数学、地理などの資料が展示されている。大慈恩寺の入口から見える大雁塔は、大雄宝殿、玄奘三蔵院とともに多くの観光客が訪れる、西安の名所である。

  • 華山

  • 崋山は中国の五大名山である五岳のひとつで、曲がりくねった山道や断崖絶壁が特徴の険しい山である。崋山には5つの峰があり、東峰・西峰・南峰は標高が高く、その中で最も高い南峰の大雁峰や中峰・北峰が観光客に人気である。全長1550メートルのケーブルで崋山の頂上に上ると、そこから眺める断崖や峡谷の美しい景色に息をのむだろう。崋山は、年齢に関係なくだれでも楽しめるおすすめの名所であり、美しい絶景を堪能できる観光地である。旧暦の3/15にはイベントや祭りが開催されるため、さらに多くの人々で賑わうのだ。

  • 半坡遺跡博物館

  • 半坡遺跡博物館は、新石器時代の村落遺跡をそのまま保存した博物館であり、6000年の歴史のある遺跡を再現している。半坡遺跡は、黄河流域で400以上の遺跡が発掘され、多数の住居遺跡や穀物貯蔵所、埋葬甕や生活用品などが出土した。これらの遺跡の上に博物館が建てられ、当時の生活様式が見られる展示室と遺跡ホールがある。現在では、博物館のスタッフが当時の生活ぶりを再現したり、来館者が参加できる体験型の博物館となっているため、人気の観光名所となっている。

  • (Photo by Hiroshi Miyazaki)