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蘇州旅行のおすすめ観光スポット5選!

2017/10/10 更新

「東洋のベニス」とも称される水の都、蘇州。水との調和が印象的な景観を数多く持っている蘇州は、中国・長江南部に広がる大きな市街を持っている。蘇州は、中国国内でも特に長い歴史を誇る都市のひとつだ。紀元前514年に成立した蘇州は、古くからシルクなどの生産で栄えてきた街であり、現在では大都市上海との地理的な近さを生かした国内市場の中継点として発展を続けている。伝統的な繊維工業から近代的な機械工業まで、様々な産業が交錯している街だ。

蘇州古典園林

  • 蘇州にある世界遺産の庭園であり、蘇州を訪れたならば必ず押さえておきたい場所がこの蘇州古典園林だ。中国でも有数の庭園である拙政園をはじめとして、明代や清代に数多く作られた庭園が集まっている場所となっている。特に拙政園と留園は中国四大庭園のうち2つに数えられており、世界中から観光客が訪れている。すべての庭園に豊かな水源が配置されており、華美でない素朴でどこか懐かしさのある美しさを備えている点が大きな特徴だ。

  • 蘇州新区商業街

  • 中国にある日本人街の中でも、蘇州にあるこの商業街は最大規模の場所のひとつとなっており、およそ6,000人もの日本人が生活する場所となっている。日本語の看板を掲げた店や日本料理店が数多くひしめいており、夜にはネオンがきらめくにぎやかな場所となっているのが特徴だ。日本人観光客や出張で訪れる日本人ビジネスマンは、この場所を起点として蘇州観光や移動をスタートさせると周りやすいだろう。ほとんどの店で日本語が通じるのも嬉しい。

  • 平江路

  • 水の都・蘇州を象徴するスポットのひとつが、この平江路だ。東洋のベニスと称されるにふさわしい、水路を中心とした街並みは風情があり素朴な美しさにあふれている。船に乗って水路を移動することもでき、蘇州の古い街並みを望みながらひとときの船旅を楽しむことも可能だ。平江路には土産物店が数多く立ち並んでいることから、この場所でお土産を調達するのも良いだろう。水路を行く船は拙政園へと続いていることから、アクセス面でも便利である。

  • 寒山寺

  • 臨済宗の仏教寺院であるこの寺は、南北朝時代に創建された中国国内でも有名な仏教寺院のひとつである。歴史上何度か火事によって焼失してしまっているが、そのたびに再建されて現在でも中国の臨済宗においては最も重要な寺院として人々に受け入れられている。舘山寺は寒山と拾得という唐代に現れた二人の人物に関する伝説とともに、寒山寺は蘇州における仏教全般、および仏教関係の創作物全般において様々な題材とされてきた寺院となっている。

  • 蘇州刺繍

  • 蘇州刺繍とは、中国三大刺繍のひとつであり、蘇州の発展を支え続けてきた伝統工芸品である。古くから絹織物、および養蚕業が盛んであった蘇州において発展してきた刺繍技術は、呉代には国策のひとつとして力を注いでいた分野でもあった。その特徴は、髪の毛よりも細い糸を縫い合わせることで刺繍がほとんど盛り上がらず、華やかで気品あふれる刺繍がまるで絵を転写したかのように浮き上がっている点にある。現在でも蘇州には各所に伝統的な刺繍技術を扱った店が存在している。

  • (Photo by The Nereid SimpleChineseCharacter)