本メディアでは一部、事業者から商品やサービスの広告出稿を受け収益化しています

上海浦東国際空港と市内へのアクセス方法

上海浦東国際空港と市内へのアクセス

2023/11/10 更新

データガイド
データガイド

概要

特徴

上海浦東国際空港は、上海の中心から東におよそ30キロメートルのところに位置する上海の主要国際空港。2014年の総旅客数は5165万人を超え、中国本土で3番目、世界でも19番目に忙しい空港であった。2011年12月時点で87の航空会社が194の目的地へのフライトを就航。中国東方航空、上海航空、中国国際航空がハブ空港として利用している。東京、大阪、名古屋をはじめ、日本全国の空港との直行便も就航している。

ターミナル1(1号航站楼)とターミナル2(2号航站楼)があり、2つのターミナル間は無料のシャトルバス(穿梭巴士)または3本の歩行道(北/中/南)を通って移動することができる。また、現在新しい滑走路とターミナルの建設が進められている。

・上海浦東国際空港公式HP
http://en.shairport.com/pudongair.html

・各ターミナルのマップ
http://en.shairport.com/2012-11/09/content_16017846.htm

Wi-Fi、SIMカード

空港内のフリーWi-Fiは、これまで中国の携帯電話を持っている人しか利用する事ができなかったが、2013年からは海外旅行者でも気軽に接続する事ができるようになった。

空港内の「浦東機場信息亭」と呼ばれる端末にパスポートを読み込ませればユーザー名とパスワードを取得でき、フリーWi-Fi〈Aiport-FreeWifi-PD〉のネットワークにが使用できるようになる。「浦東機場信息亭」はターミナル1の国内線が出発するの8番、9番ゲートと、国際線が出発19番、20番ゲート近く、またターミナル2のC58ゲートと国際線のD77ゲート近くに設置されている。

手続きが少々ややこしいので、取り急ぎネットに接続したいという人は空港内のインターネットスペースか、フリーWi-Fiを扱っている飲食店を利用しよう。パブリックスペースの和普珈琲(Hope Kaweh)には店内やレシートにネットワーク名とパスワードが表示されている。スターバックスにも無料Wi-Fiサービスあり。バーガーキングはアクセスコードをSMSで受け取るのに中国の携帯番号が必要。

また、空港内の至る所でプリペイド式のSIMカードを購入する事ができる。国際線出口付近などで中国のSIMカードを売るために近づいてくる業者がいるようだが、SIMカード自体は無料でも利用料を請求され、そのカードでWi-Fiに接続できない場合も料金は返ってこないなどという情報もあるので、勧められても購入は断った方が賢明だ。正規のブースで購入しよう。

乗り継ぎ

トランジットで訪れる人も多い上海浦東国際空港。まずは「Transfer」の案内板に従って乗継ぎカウンターへ向かい、必要書類やパスポートを提出。その後「Transfer to international」の案内板の先で手荷物検査を受け、掲示板で搭乗ゲートの確認を行おう。乗り継ぎまで時間がある場合は、リニアに乗って上海市内を観光するのも手だ。

免税店、お土産、レストラン

各ターミナルでお土産屋、免税店が充実しており、お茶や中国菓子、ブランド品まで、ほとんどのものが手に入る。レストランも複数営業しており、Wi-fiに接続できるカフェ「和普珈琲」を始め、香港のグルメが味わえる「慶吉」、その他「Subway」や「ケンタッキー」等のチェーン店も揃っている。

両替所、ATM

両替所とATMは空港各所にある。手荷物預かり所はターミナル1だと出発ホールのゲート4とゲート5、およびゲート10とゲート11の間、到着ホールのゲート6とゲート7の間にある。ターミナル2では出発ホールのA、Mエリア近く、また到着ホールの国際線出口近くにある。

ラウンジ

プライオリティパス(年会費を支払う事で世界中900ヵ所以上の空港ラウンジに無料で入場できるパス)を使って入場可能なラウンジは以下の通り。シャワーの設備があるのは「FIRST CLASS LOUNGE (NO.69)」と「NO.77 CHINA EASTERN PLAZA PREMIUM LOUNGE」。

■ターミナル1
FIRST CLASS LOUNGE (NO.9)(営業時間は6:00-最終便出発まで)、FIRST CLASS LOUNGE (NO.37)(営業時間は6:00-最終便出発まで)

■ターミナル2
FIRST CLASS LOUNGE (NO.73)(営業時間は6:00-最終便出発まで)、FIRST CLASS LOUNGE (NO.66)(営業時間は7:00-20:00)、FIRST CLASS LOUNGE (NO.69)(営業時間は6:00-最終便出発まで)、NO.77 CHINA EASTERN PLAZA PREMIUM LOUNGE(営業時間は6:00-00:00)

➡ ラウンジが利用できるクレジットカードはこちら

上海浦東国際空港から市内へのアクセス

国際線到着は、ターミナル1は2階→1階、ターミナル2はM階→2階。入国審査⇒預けた荷物の受け取り⇒税関を通過して出口を出たら、空港内の標識にしたがって各交通機関の乗り場まで向かおう。

リニアモーターカー(Shanghai Maglev Train)で市内へ

上海浦東国際空港と上海市内を結ぶ、2004年に開業した最高時速430キロメートルのリニアモーターカー「上海トランスラピッド(上海マグレブ)(Shanghai Maglev Train)」、通称SMT。竜陽路(龙阳路/Longyang Road)駅からはメトロ2号線、7号線、16号線に乗り継ぐことができる。

■所要時間
竜陽路駅までおよそ8分。9:02-18:47は15分おき、7:02-8:42と19:02-21:42は20分おきの運行。

■料金
大人片道:普通席50元、貴賓席100元
大人往復:普通席80元、貴賓席160元。
空港駅3階(Second Floor)のチケットセンターで購入する。
※当日の航空券を提示すると普通席の片道料金が40元に割引になる。

■乗り場
ターミナル1とターミナル2の間にある浦東国際空港(浦东国际机场/Pudong International Airport)駅。北歩行道または中歩行道からアクセス可。

メトロ2号線(上海地铁2号线/Metro Line2)で市内へ

上海浦東国際空港と上海市内を結ぶメトロ2号線。この路線は、広蘭路(广兰路/Guanglan Road)駅から先は4両編成から8両編成の運行に切り替わるため、市内中心部へ行く際はこの駅で向かいのホームの車両に乗り換える必要がある。世紀大道(世纪大道/Century Avenue)駅や人民広場(人民广场/People’s Square)駅にはメトロの複数路線が乗り入れているので乗り継ぎにも便利。上海虹橋国際空港へもこの路線で行くことができる。

■所要時間
市内中心部までおよそ60分。8.5分おきの運行(6:00-22:00)。

■料金
世紀大道駅まで大人片道(单程票)6元。人民広場駅まで大人片道7元。空港駅にある券売機またはチケットオフィスで購入可。

■乗り場
ターミナル1とターミナル2の間にある浦東国際空港(浦东国际机场/Pudong International Airport)駅。南歩行道または中歩行道からアクセス可。


送迎で市内へ

言語に自信がない場合や、到着が深夜や早朝になってしまう場合には空港とホテルを直接結んでいる送迎が楽ちんでお勧めだ。待ち時間もなく、重たい荷物を持って歩き回る必要もない。

➡ 送迎予約はこちら

エアポートバス(机场巴士/Airport Bus)で市内へ

上海浦東国際空港と上海市内を結ぶエアポートバス。2号線(机场二线)は上海シティエアターミナル(上海機場城市航站楼/City Air Terminal)・静安寺(Jing'an Temple)へ直行。5号線(机场五线)は東方医院(东方医院/Oriental Hospital)、延安中路(Yan'an Zhong Road)などを経由して上海駅(上海火车站/Shanghai Railway Station)行き。静安寺駅、上海駅ともメトロの複数路線が乗り入れている。上海虹橋国際空港へ行く場合は、直行の1号線(机场一线)を利用。東方医院や人民広場など市内中心部を経由して上海虹橋国際空港へ行く深夜バスもある。

運賃は乗車してから支払うので、乗り場にある案内板で行先までの料金を確認しておこう。ターミナル2の乗り場は常駐の係員や路線図がないため分かりにくい上、ターミナル1ですでに満席になってしまっていることもあるので、シャトルバスまたは通行道でターミナル1から乗車した方が分かりやすく確実だ。

■所要時間
2号線:静安寺までおよそ60分。
5号線:上海駅までおよそ70分。
それぞれ15-25分おきの運行(ターミナル1: 7:00-23:00、ターミナル2: 6:35-23:05)。ただし渋滞でかなり時間がかかってしまうこともある。深夜バスはターミナル1は23:00以降、最終便到着の45分後まで運行。

■料金
2号線:静安寺まで大人片道22元。
5号線:降車する停留所によって大人片道16-22元。
乗車後に車掌から購入。

■乗り場
「机场巴士」のサインにしたがって各ターミナルの乗り場まで。
ターミナル1:1階到着ホールを出たところのバス乗り場。
ターミナル2:北歩行道または中歩行道から1階のバス乗り場へ。

タクシー

トラブルを避けるためにも下記の大手4社または万博タクシーを選びたい(括弧内は車体の色)。助手席前のダッシュボードにメーターと登録証の表示がある。

・大衆(水色)
・綿江(白色)
・強生(黄色/黄緑色)
・海博(青色)

空港内で客引きをしている悪質な非公認のドライバーもいるため、タクシーを利用する際はタクシー乗り場から公認のタクシーに乗るようにしよう。また、乗車したらメーターがきちんと動いるか確認する事と、降りるときにはレシートをもらっておく事をお勧めする。

中国語しか通じないことが多いので、その場合は行先(ホテル名など)と住所(○○路△△路と交差する通りの名前を書けば確実)を中国語で書いたものをドライバーに見せて伝えよう。

■所要時間
市内中心部までおよそ60分。
※ただし渋滞でかなり時間がかかってしまうことも。

■料金
市内中心部まで渋滞がなければおよそ160元-200元。料金はメーター制、夜間(23:00-5:00)30パーセントの割増料金、燃油費1元。

■乗り場
「出租车」のサインにしたがって各ターミナルの乗り場まで。
ターミナル1:1階到着ホールを出たところのタクシー乗り場。
ターミナル2:到着フロアからエスカレーターで1階のタクシー乗り場へ。

(Photo by Elsie Hui)

日本-上海間のフライトで得られるマイル

  • 出発地 貯まるマイル数
    東京/成田 2222マイル
    東京/羽田 2222マイル
    大阪/関西 1662マイル
    名古屋/中部 1838マイル
    参考として、1万マイルで東京-大阪間の航空券に、2万マイルで東京-グアム間の航空券に換えることができる。

    ※マイル数は往復分を表記
    ※航空会社や利用する時期、割引によってマイル数は変動する

    ➡ 【貯めなきゃ損】マイルの貯め方・使い方の徹底解説はこちら

  • 編集部一押しの観光プラン

    大迫力の上海雑伎は老若男女問わず目が釘付けに!

  • 上海雑技団 上海商城劇院(ポートマン劇場) 電子チケット

    雑技団のなかでも最も有名な上海雑技団によるショータイム。手に汗握るものからコミカルなものまで演目はさまざま、迫力満点だと評判だ。人間離れした上海ならではのエンターテイメントを心ゆくまで堪能しよう。

    ➡ 詳細はこちら

  • 上海旅行者の必読記事

    人気記事

    WiFiを現地で使用して徹底比較!
    【6ヶ国で実際に比較!】本当にオススメの海外WiFiレンタルはこれ!
    上海のホテル
    【上海のホテル】避けるべき危険地区の解説・お勧めホテル紹介
    飛行機で安眠できる最強睡眠グッズを旅のプロが厳選