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桂林旅行のおすすめ観光スポット5選!

2017/10/10 更新

秦の始皇帝時代から重要な都市として発展し続けている桂林は、中国南部の重要な都市のひとつとなっており、国内外から様々な人が流入し続けている都市となっている。天候が安定する4月から10月ごろまでは、緑や水辺が爽やかな光景を作り出し、山々などが織りなす景色は忘れがたいものとなるだろう。自然が豊かな桂林は、中国国内でも有数の素晴らしい景観スポットが数多くあるため、自然の景色が好きな方はぜひとも訪れておきたい。

漓江

  • 桂林はもちろんのこと、中国南部でも最も有名な景観スポットである漓江は、全長437キロメートルにもおよぶ河川の途中に、緑に囲まれた岩場などの数多くの景観ポイントがあることが特徴となっている。桂林から陽朔に至る83キロメートルの間には、特に自然の妙技が詰まった景観を目の当たりにすることができ、壮観だと言えるだろう。四方の岩山を望みながら、竹船に乗って川を下っていくツアーが一般的な楽しみ方となっている。

  • 象鼻山

  • 漓江とその支流である桃花江の合流点に位置している象鼻山は、巨大な岩がゾウが鼻を伸ばして水を飲んでいるように見えることから名づけられた場所である。訪れるシーズンによって岩壁を覆っている木々の種類が変わり、違った顔を見せてくれるのも大きな特徴となっている。唐の時代から観光スポットとして名をはせているこの場所は、今も昔も変わらない自然の雄大さを私たちに見せてくれる場所である。市内中心部からアクセスしやすい点も嬉しい。

  • 芦笛岩

  • 市内の鍾乳洞である芦笛岩は、ライトアップされた幻想的な光景が印象的な場所となっており、桂林を代表するスポットのひとつとなっている。1959年に発掘された比較的新しい鍾乳洞であるこの場所は、色とりどりに光る鍾乳洞の幻想的な雰囲気が忘れがたいものになるだろう。奥行はおよそ240メートルほどであり、それほど大きくないために手軽に観光できる点も嬉しい。足を踏み入れた瞬間に、別世界に来たような錯覚に陥る場所となっている。

  • 龍勝棚田

  • 自然の景観が美しい場所の多い桂林だが、人が作り出した絶景も素晴らしいものが揃っている。中心部から90キロメートルほど北西に行ったところにあるこの棚田は、斜面に一面に田園が広がっている光景が続く、のどかで雰囲気のある美しさが特徴の場所である。頂上部まで行くと、もやがかかった棚田の全景を見ることができ、その広大さにも圧倒される。伝統的な衣装を着た少数民族との記念撮影コーナーも人気を集めている場所のひとつだ。

  • 霊渠

  • 紀元前214年に完成した、灌がいを目的として作られた運河であるこのスポットは、現在でもなお灌がいの目的を果たし続けている運河となっている。世界でも最も古い運河のひとつであるこの場所は、現在まで使われ続ける高度な技術を当時から持っていることが分かる場所となっている。南北に2本に分かれたクリークや、犂の口、天秤、水門などの合理的な技術を見ることができ、どのようにして灌がいを行っていたかを学ぶことも出来る。

  • (Photo by stevenwudi 吴稼文 Gisling Farm)