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天壇の観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

天壇 (テンダン)
天坛 (ティエンタン)

2018/05/07 更新

基本情報

住所

北京市 東城区
メトロ5号線 天壇東門駅 から歩約3分

料金

■4/1-6/30
入園料は一般 15元、身長1メートル20センチ以下又は70才以上8元
通し券は一般 35元、身長1メートル20センチ以下又は70才以上28元

■11/1-3/31
入園料は一般 10元、身長1メートル20センチ以下又は70才以上5元
通し券は一般 30元、身長1メートル20センチ以下又は70才以上25元

営業時間

大門は6:00-21:00
(入場は閉園の1時間前まで)

休業日

年中無休

HP

http://www.tiantanpark.com/
中国語、英語、日本語、ハングル

データガイド
アクセス・入場
データガイド

概要

歴代皇帝が天に祈りを捧げた、神聖なる最重要エリア


世界的にも有名な観光スポットであり、紫禁城と並んで北京を代表する建造物の一つである天壇公園は、かつては、皇帝が天に祈りを捧げるための場所であった。
北京には、「壇」と呼ばれる、祭祀を行うための9つの祭壇がある。地壇、日壇、月壇などそれぞれが重要な意味を持ち、中でも、天に祈りを捧げるための天壇は最も重要な、中国でも最大の祭壇である。

明(1368-1644年)の第3代皇帝、永楽帝により建設され、もとは天地壇とされていた。のちに天と地を分け、別の場所に地壇が建設された。
その後、何代にも渡って皇帝のための祭場として使われ、増改築が重ねられた。
1918年に公園として一般公開され、北京のかつての面影を残す場所として親しまれている。

見どころ

①中国の宇宙観に従って配置された様々な建造物


天壇公園は、東京ドームおよそ58個分という広大な敷地を持つ。
古代中国では、天に祈りをささげることができるのは皇帝だけが持つ特権であった。
そのための天壇は、陰陽思想に基づいて、都の南側に設置するとされていた。天壇は、天安門の南、わずかに東寄りに位置している。

祈りをささげる場所は、円丘という平たい円形の盛り上がった場所で、公園の南門から入った場所にある。3段が重なった形状で、周囲は美しい彫刻で飾られている。
階段や並んだブロックの数が、全て9の倍数になっている。
この円丘が、天壇の中で最も神聖な場所である。
円丘から北に向かって、祈念殿、皇穹宇が一列に並んでいる。南門から入って皇穹宇までは、徒歩で1時間近くかかる。

天壇全体は大きな外壁で守られており、北側は丸く、南側は四角い形状になっている。
これは、古代中国の宇宙観「天圓地方(天は円く、地は方形)」という考え方によるものである。
外壁の内側にさらに内壁があり、重要な建造物は全て内壁の内側にある。

②古代中国の面影を残す、北京市民の憩いの場


かつて、皇帝のためだけの神聖な場所であった天壇は、今では市民の憩いの場所として親しまれている。
公園内にある、南北の建物を結ぶ長い回廊には、多くの市民が集まりくつろいでいる姿が見られる。

天壇公園は、東京ドームおよそ58個分という広大な敷地を持つ。
外壁に設けられた、東西南北の4つの門から入ることができるが、円丘から皇穹宇までは、徒歩で30分以上かかる。

外壁の門はのちの時代に設置されたもので、もともと、皇帝が入るための門は西門だけであった。
祈念殿は五穀豊穣の祈りをささげるための場所で、生贄とされた牛のレプリカが置かれている。

さらにその奥の皇穹宇(こうきゅうう)は、円丘の付属施設として作られ、円形のドームの天井には色鮮やかな彩色が施され、一見の価値がある。
園内の南側に位置する円丘から北に向かって、祈念殿、皇穹宇が一列に並んでいる姿を一望することができる。

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    アクセス・入場

    天壇へのアクセス

    天壇は北京中央部から南東の方角に位置し、北京の中心である故宮博物館からは車で10分ほどの距離にある。

    ■個人で訪れる場合
    メトロ天安門西駅から天壇へは、タクシーで10分

    ■ツアーで訪れる場合
    時間:約4時間(8:30-、13:00-)
    発着:市内各ホテル
    予算:525元(大人、子ども共通)、無料(2才未満)

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